We are on the same pages! ~Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES 備忘録~

 

Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES 無事完走おめでとうございます。

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カラアイ新規の私でも、もうツアーの備忘録を書くのが4年目になるなんて、

早いな〜と思う次第です。 

 

さて、今回もこのツアーで彼らがどんな物語をつづったのか。

パートわけをしてストーリーを追ってみます。

 

今回のツアーは一人の青年が初恋を経験し、社会に揉まれ、過去の淡い気持ちを思い出しながら、大切な人へ気持ちを伝えるという物語パートを主軸に、最後に4人の「想い」に触れる。そんな構成だなと感じた。私の主観で話をパートわけするならこんな感じになるのかな。

 

 

①パート(オープニングパート) 

②パート〜ストーリーコンセプトへの導入〜 

③パート〜初恋〜  

④パート〜苦悩・葛藤〜

⑤パート ソロコーナー

⑥パート Sexyメドレー

⑦パート〜夏の淡い恋〜

⑧パート〜愛〜

⑨パート   彼らからのメッセージ

アンコール  

 

私は全部で9パートに別れるんじゃないかなとツアーを見てて感じました。

あとSexyは衣装の変わり目が、パートの変わり目って判断できるかなと思っていて。

衣装、映像と曲の歌詞の内容で、分けて見ました。パートのタイトルは(仮)でつけてます。

 

あと、主軸のストーリーと別に、side Sexy Zoneと言うか、別軸があるとも、考えてて、この中だとside Sexy Zoneに当たるのが⑤、⑥、⑨かな〜と。

 

とりあえず1から見ていきます。

 

 

①パート(オープニングパート)

  1.カラクリだらけのテンダネス

  2.すっぴんKISS

  3.プンププンプン

  4.Hands up!

 

ここのパートは物語とは別で、会場を温めるためにおかれているパート。

風磨くんのソロコンサートでは、開演と同時にナレーションが始まって、物語の世界に入っていくのが通例で、2017年のサマパラでは、全員が映像なり、ナレーションなりOPに使ってた。開演即、その人の物語に飲み込まれる感覚?あの狭いTDCだからこそ、それでも一体感が生み出せるんだけど、

 

それがグループのコンサートになったときは、まず広い会場の観客に一体感を持たせることを優先して、オープニングを作っているように感じるんです。だから、STAGEもリペもマリウスの英語パートに入る前は、盛り上がる曲がメインであくまで物語とは別に独立したパートとして置かれているイメージがあります。

 

今回も例に漏れずOPはそんな雰囲気で、かつPAGESは12月に出したシングルがいい意味で濃い味付けだったから、どこに配置するか迷ったと思うんだけど、直近のシングルだし、初めて来た人も、入り込みやすいから、シングル2曲を頭に持ってくるのは一体感を醸成するのに最適だったと思います。

 

あとは登場の仕方。久々にOPに映像を使わず、四方八方から登場するという最近ではなかったやり方。またその登場も個人の色がすごく出ていて、本当に初日はどこから出てくるかわからない感じがゾクゾクしたし、何回入っても4人が美しすぎて見惚れてしまった。特に勝利に拳銃持たせた人、金一封を差し上げたいです。怪盗に扮した4人が、警察に扮したJr.に追われながら会場を練り歩く感じも、まさしくOPにふさわしい演出だったし、そこから銃で打たれる演出で、生まれ変わったようにピンクの衣装で現れるのもすっごいアイドル感満載でよかったポイントだった。

 

勝利が、ツアーの開幕宣言みたいに、Hands up!の最後で「〇〇(会場名)ついてこい!!」って言って特攻で締めるのも好きだったな。勝利がツアーの開幕を告げるのは、割とセクシーのコンサートのお決まりだけど、今回はツアー名じゃなくて、「ついてこい!」だったのが尚よかったんですよ。てか勝利のお顔ってなんであんなに綺麗なんだよ。 

 

 

 

②パート〜ストーリーコンセプトへの導入〜

  Story teller マリウス

       5. La Sexy Woman

  6. 君にHITOMEBORE

 

 

風磨担もとい、風磨くんのソロコン参戦者はあの時の夏を思い返すようなジェームズディーンの「Dream as if you’ll live forever. Live as if you’ll die today」で始まるマリウスの英語パート。今ではおなじみなったけれど、過去2年を違うのは、今までアルバムコンセプトの話で終わっていたのが、人生というものがテーマと言うことで、観客の一人一人にある問題提起をしていると言う点。

 

Are you sure turuly happy?」 

ー今、心から笑えていますか?

 

もしかしていま自分の人生をつまらないと思っていませんか?いま生きているこの日びは、明日終わりを迎えるかもしれない。僕たちと新しいページをともにめくり、そして、 一度あなたの人生を振り返ってみようよ

 

と言うニュアンスだった今回は、若干2017年のサマパラをどこか思い出させるような感覚にもなったし、でもそことは違う何かも同時に感じた。「過ごした日々を振り返り、そしていまを見つめて、未来を歩き出す」って形としては同じかもしれないけれど、2017年から2年、様々な経験をした4人には、その時以上にその言葉の重みを感じたかもしれない。これは、自分が学生から社会人になったっていうのもあるかもしれない。

 

そこから始まるLa Sexy Woman君にHITOMEBORE、一見交わりのない2曲に思えるけれど、ここは後々のパートで結婚まで踏み切る女の子の話をしてるんじゃないかと思う。「横顔」が綺麗な大好きな女の子。

 

髪を下ろした 君の横顔
いつもと違う表情にドキッとするから
出会った日のよう何度でも君に落ちてく
Love Refrain

ーLa Sexy Woman

 

君にHITOMEBORE その横顔

触れることはできないけど

スキさ マボロシや夢じゃなくて

それが、人生 変えることだってあるんだ

ー君にHITOMEBORE

 

ラセクはAメロに、君米はサビに「横顔」って入ってて同じ女の子だなって感じたのと、おそらく付き合ってるけどちゃんと思いを伝えられてなくて、でもめちゃめちゃ好きなんだろうな。僕のものさって言ってるけど、迂闊に横顔に触れられない…みたいな。

 

なにこれ、そんなに大事にされてる女の子羨ましいじゃんと思いながら聞いてたらラセクでも君米でも最後でふまけん打ち込まれるので虚無顔になった(笑)嘘、ずっとやって(笑)

 

あとここのパートの「君」は物語の「キミ」でもあるし、物語は各々に問いかけてるから「君」=「観客」とも言えるなと思ったり。これは考察よりももっと曖昧なやつで私の主観なのであくまで一意見として考えて欲しい(笑)

 

③パート〜初恋〜

  映像①ーナレーション勝利

  7. 恋がはじまるよー!!

  8. チクチクハート〜beating beating〜

  9. キャラメルドリーム

 

忘れかけていた記憶の中で、無邪気に笑うあの頃の僕たちを見つけた。

過去の思い出は綺麗で、水面の乱反射を眺めているようだ。

当時の辛い思いも、嫌いだった誰かのことも、今なら少し許せる気がした。 

初めて、恋に落ちた。あのボールが僕の思いだったとしたら、

あの子に届いていたのだろうか。

重なりそうな2人のの距離は、今では儚さと呼ぶのだろうか。

「初恋」

 

おそらくここから人生の回想に入るのかな?小学生の頃に戻って、淡い初恋を思い出す。 ナレーションはどこか切ないんだけど、実際小学生の頃ってその切なさを直で感じると言うよりは、後々思い出して、「これ切なかったな」って感じると思うんです。いろんな経験をしたからこそ、気づく切なさ。それを表しているようなナレーションでした。

 

エモいなと映像に気を取られていると、体操服姿のJr.が現れダブルダッチパフォーマンス!さっきと打って変わった雰囲気に釘付けになっていると、ランドセルが上空から降りてきて、小学生姿の4人が!!!!!初日のどよめきは忘れられないな…

 

そんな会場の驚き・歓喜をまとって恋がはじまるよー!!はSTAGEの私のオキテにも並ぶ、「キャーーーーーー!!!!!」で溢れかえってた。

 

でも、恋はじって歌詞が奥深い曲だなって印象なんですよ。

 

人生はパレード 自分が主人公 いつでもスポットライト
浴びなくちゃ 意味が無い!!!

 

小学生の頃って、自分が中心で世界が回っていた気がするし、自分が主人公だと思って生きていた感覚がある人って多いと思うんです。いつからかそんな感覚がなくなっていくんですけど、小学生の時の無垢で無敵な感じにぴったりだったし。

 

大縄飛ぶのも青春感があってよかったな…

特にオーラスでの50回、けんしょりヘロヘロだったけど、みんな真剣な顔して飛んでたのが眩しくて、幼き日の青春をより思い出したと言うか…

ちょうど私ら世代だと上学生時代は天てれで「ダブルダッチ部」があったから、その影響で大縄やってた人少なからずいると思うんですよ。だから余計に小学校=大縄が刷り込まれてるので、青春のアイコンって感じがする。

 

私がこのパート一番好きなのがチクチクハートなんですけど、本当に振り付けが可愛い…むっちゃくちゃに可愛い。勝利がテンション上がってると飛び跳ねながら踊ってるので、その瞬間、私は勝利のママと化してた…と言うか他3人がムチムチなので、勝利の小学生コスが際立ってちんまりしてて可愛かった…

 

演出としては、授業風にバクステに机並べて、ノート取り出してやるの誰の案なのかな?ただ小学生コスするだけじゃなくて、こうやって教室っぽさも出すことで、ただのコスプレじゃなくて演出としてがっつり組み込んでいる感じが本当によかった。

 

そしてみんな大好きキャラメルドリーム。このあと二手に別れて、またメンステに戻るんだけど、その前に4人で一礼して別れるのがめっちャイイ!!私このパートは時系列が決まってると思ってて、この場合は、恋はじが登校、チクチクが授業、でキャドリが下校・放課後なのかなって思ってるんだけど、このキャラドリでバクステに一礼するのが下校感をより際立たせてた。いつからか行われるようになった、風マリファイト(マリのパートの投げチュー攻防)も好きだった。

 

初恋がテーマだということもあって、もう「楽しい!」「ハッピー!」「あの子のこと大好き!」「僕以外と話さないでやだ!」くらいの直接的なメッセージが多いし、とにかく小学生の心情にフィットした選曲だったな〜。

 

④パート〜苦悩・葛藤〜

  映像②ーナレーション風磨

  10. イノセントデイズ

  11. make me bright

 

あれから10年の月日が流れた。

最近は何度もこうやって無垢な日々を思い出してしまう。

それは、上手くいかない惰性的な日々からの現実逃避なのかもしれない。

もがいてももがいても、前に進めない。淡水魚が海水に放り出されたようだ。

こんな日々も、あと何年かすれば無垢な日々だった…

なんて言えるようになるのだろうか。

こんな僕だけど、自信を持ってみるよ。

桜が散り、雨が舞い、風はやがて雪を運んできた。

電車が切り取る絵画の価値は、まだ僕にはわからなかった。 

 

私が一番好きなパートはこの若者が社会に出て感じる苦悩や劣等感、葛藤を表しているパート。

 

とにかく、このナレーションからイノセントデイズの流れがよかった…イノセントデイズは初期のセクゾン担からは「味付け薄い」と言われがちな曲ではあるんだけど、私は就活の時に本当にどうにも上手く行かなくて、この曲を聞いて、爆泣きしていた時期があるので、人が持つどうしようものない苦しさに寄り添った演出があることに、すごく嬉しさを感じた。

 

あと、ナレーションの映像に電車が出てくるんだけど、イノセントデイズにも、

 

最終電車に 色褪せた景色に 溢れる何か
今日もコンビニの袋ぶら下げて 見上げた月 笑ってた

 

 って電車ってフレーズが入ってて、詞を重視してセトリを決める風磨くんらしいさに溢れるコーナーだと思う。そもそも、「無垢な日々」と言えるのだろうかってナレーションに入れて、上手くつないでいるのも本当に天才だと思う。

 

あと、イノセントデイズは、照明とレーザーが本当に綺麗だったんだよね…実際、去年も、横浜でMCの途中に披露した曲ではあったけど、きちんと演出に組み込まれたイノセントデイズは、また違う雰囲気で。

 

私も、ちょっと今しんどい時期なんですけど、いつか「無垢な日々」だったと笑えるといいな…

 

今回のツアーで一番聞きたかったmake me brightもこのパートに。一見、恋愛の曲とも取れるけど、もう一つの見方として、人の中にあるもどかしい気持ちも表している曲だと思う。

 

以前風磨くんがこんなことをいってたことがあって

 

自分のファンの子はいろんなことを考えている人も、悩んでいる人も沢山いて。手紙をもらったりして、その思いには触れてるから、ライブで"分かってるよ"ってメッセージを送りたい

 

人の悩み、苦しみ、葛藤に、僕のタレント活動の中で触れていくと急に現実っぽくなるから探り探りだけど、悩みを抱えてる人っていっぱいいると思うから。それを俺がカタルシス的に解決するんじゃなくて、共有できたらいいね 

 

最初のは大学入学前、2番目のは2016年の時かけあたりの雑誌のコメントなんだけど、このパートはザ・風磨くんって感じがしたのは、そのせいかなと思う。

 

Twitterにも書いたけど、風磨くんって本当にずっと変わってないね。

 

社会の荒波に揉まれ、苦しくてどうしようもなくて、そんな時ふと見上げた景色に価値があるのか、今自分が何かを成せているのか、とんでもない劣等感に苛まれる様子を本当にうまく、でも直接的でない演出で表しているパートだった。

 

⑤パート ソロコーナー

  12. Keep On

  13. Cocoa

  14. 風景画

  15.Because of 愛

 

ここも大筋のストーリーとは別に、side SexyZoneとして捉えてる。

セクシーたちが各々の人生を振り返るパート。

 

ソロコーナーのトップはマリウス!マリウスは飛び抜けて映像の演出がうまかった!

そしてダンスがめちゃくちゃ上手くなった。

 

Keep onは、クレジットこそ作家さんのだけど、もともと、マリウスが日本に来て英語で書き溜めていたポエムをベースに作られてた曲。

 

だからこそ、今までの曲とは違って、マリウスの想いとかがバーンって直に伝わるのがよかった。あと。割とパラデル漫画の内容と近い部分があると思う。詳しく解剖するとこれで1個ブログ書けてしまうから割愛するけれど、

 

飛び込んだ世界は It’s so rough and tough

見慣れない不安だらけの Everyday

Don’t know what to do 

ため息色した眠れぬ夜過ごしてた Lonely night

上手くいかない Same old time <Time me>

 

この部分はドイツから日本の芸能界に飛び込んだマリウスの当時の心情で、不安に溢れて、ダンスも日本語もまだまだだったあの頃の話だし、

 

Ready to try try うつむいていたあの日は Yesterday
No more cry cry つながっている想いがあるから
戸惑いも 悲しさも 強さに変えてゆけるよ
Never look down おそれないで 進むよ One way road
Make me fearless 君の言葉 胸に抱きしめて
誰にも真似できない 未来見つけにゆこう
Keep on, Keep on, I keep on movin’ on, Alright!

 

ここは、しんどかった日々も超えて、高みを目指して頑張っていこうってマリウスの強い意志を感じた部分だった。

 

結局はボツにしてしまった、Keep onの前にマリウスが作詞した曲もいつか聞けると良いな。

 

あと、わたしは幸いにも白髪、茶髪、黒髪のマリウス全部見られたけど、やっぱり白髪マリウスがめちゃくちゃ好きだったよ!映像は白髪にスーツのマリウスが一番好き!!

 可愛いマリウスよりもかっこいいマリウスに弱いということをこのツアーで気づかされた瞬間だった。

 

 

 

 

2番目は風磨くんのソロコーナー。地元経済をも動かした地方ラップは、都市ごとの特徴をふうまくんなりに解釈して、作られてたし、JMKみたいに風磨くんとデートした感覚になれたのがよかった。まあ...最終日和歌山の中島健人に全部持ってかれたんですけど。

 

Cocoaはまずモニターに映し出された作詞FUMA 作曲TUNEの下に入れられた(ぼく・おやじ)に泣くし、幼少期風磨くんがものすごく可愛くて、ご両親からのご寵愛を受けて育ったことをより感じられて、苦しくなって、また泣いた。

 

演出としては、テーマ的に20−Tw/Nty-と被る部分があるからどう出してくるんだろうと思ってたら、メインモニターと動きをシンクロさせたりして、今までやった演出から上手くアップデートされたものを見れたのも良いなと思ったポイント。

 

風磨くんは本当にその瞬間の情景を切り取るのがめちゃくちゃうまいんだけど、あれだけ韻を踏んだ歌詞なのに、ちゃんと情景が浮かぶってめちゃくちゃにすごいことで。その人生一緒に歩んできたわけじゃないのに、そこに一緒にいた感覚になって泣けてしまうって、もう才能だと思う。

 

勝利風景画は、他の3人ほど派手な演出はしていないけれど、勝利らしいステージだったと思う。とにかく勝利は歌が本当に上手くなった。ギター弾き語りで言えば、Last Winter's Night を思い出すんだけど、あの時よりもギターも歌も上手くなって、いつの間にか22歳になった勝利はどこか逞しく見えたけど、歌っている曲はより切なくて。

 

わかりやすいように恋愛の曲にしたと言っていたけれど、納得できるな…

勝利ってSexyZoneで一番口下手なところがあるとおもっていて。反面、言う時に一番云うのも勝利だと思ってるんだけど、この曲の勝利は「1000回の好きよりも1回の嫌いがさ、脳裏に浮かび消えないんだ」の勝利に近い気がする。

 

泣き顔なんて見られたくないから離れて欲しいのに、でもそばにいてとすがってしまう最後は、一番勝利らしいが上に一番切なくなってしまった部分だった。

 

最近、グループコンのソロは、提供曲が続いていたから、久々に勝利の言葉で綴るソロを聞けて嬉しかったな。

 

そして健人くんのBecause of 愛は、古のK-POPオタクには楽しすぎました。掛け声とか!2010年〜13年あたりのK-POP感(演出の濃さが)(曲は最近ぽさとちょっと前の折衷って感じ)(健人くんもしかしてVIXX好きでした?)

 

健人くんがK-POP好きなのは今に始まった話ではなくてここ数年ずっとだし、Missionもミスジェラも言いようのないK-POP感を感じてたんだけど、初日にあの演出を見てお前もARMY*1かよ!と叫んでしまいそうだったのは反省してる。

 

いやバンタン、ユニバに移る前はポニだったので、少なからず耳にしてただろうし。明らかに、今のバンタンの活躍をどこか羨ましく思ってる部分はインタビューとかでも感じるから、アイドルとして意識している存在であるのは間違いなさそうだけど。

 

でも風磨くんの言葉を借りるなら、今好きなものを自分に落とし込むのがすごい健人くんは上手くて、確かにテテと演出は同じだったけど、オマージュするだけじゃなくて、健人くんらしさを入れてたのが良かった。演出が同じでも内包している歌詞の世界観が違うし、それは健人くんだからこそ出せる味だったと思う。

FCに特別にあげてくれたMVも本当に素敵だった。

 

⑥パート Sexyメドレー

  13.Don’t run away

  14.Cha-Cha-Cha チャンピオン

  15.King&Queen&Joker

  16.Ladyダイヤモンド

  17. With you

 

ここもside SexyZoneの部分。

現実に逃げずに「前を向け!突き進め!」と鼓舞するDon't run awayからの

王道曲メドレーはいろんなことを考えてしまった。

ここら辺の選曲の塩梅は健人くんが大きく関わってそうだけど

(和歌山のMCで勝利のレディダイの俳句と、三茶の風磨くんのラップ入れるのは健人くん案だと明かされた)(それもっと早く言えし)

 

楽しい曲だし、いい思い出も詰まってる曲もあったり。振り付きか、コール曲だから、物語パートで一度落ち着いた空気をまた盛り返す役割もあるのかな〜って感じた。

 

⑦パート〜夏の淡い恋〜

  18. Sexy Summerに雪が降る 

  19. Twiilight Sunset

  20. 君といた夏に...

  21. UNSTOPPABLE

 

MCを挟んで、次は夏を思い出させるコーナー。彼らにとっても「夏」=かけがえのない時間だろうし、オタクにとってもそうなんだけど、4人いや5人にとっても「夏」ってアイドルになって一番色濃く残っている季節だと思ってる。

 

これは映像のニュアンス的に、初恋のあの子と過ごした夏の記憶を思い出しているんだろうけど、結局その夏ももう過ぎてしまったものだし、そのかけがえのない夏を、思い出してちょっと苦しくなってる様が描かれてて、胸がキュッってなったパートだった。時が止まって欲しいくらい愛しいあの子との時間...「戻りたい夏」

 

たぶんこの女の子は③のパートの「初恋の子」だし、②のパートの「横顔がステキな君」なんだけど、おそらく、長く一緒にいる中でお互いすれ違って、「あの時は凄く楽しかったな」「あの頃に戻りたいな」ってぐるぐる考えている状況で、UNSTOPPABLEが来るのは、カッコいいけど若干メンヘラ味を感じた(笑)

 

We're unstoppable... We're unstoppable...
終わりなき“愛”を賭けた Play the game
狂った未来 僕等選ぼう
We're unstoppable... We're unstoppable...
明日がほら手招きして笑ってる Unstoppable...

 

理性を越えた 感情が Overload
本当の愛情なんて そこにないけど
プライドを守ってた壁も いっそ Break down
Unstoppable 抜け出せはしないんだもう...

 

「戻れない夏」を思い出すことも、煮え切らない現状もどっちも辛いけど、もうそのしんどさも関係なしに、自分のプライドもかなぐり捨てて、終わりなき"愛"のために、狂った未来を選ぶってヤバくない?

 

いやそんなに歌詞を拾わずにただ、戻りたいくらい眩しい過去があったとしても立ち止まることはできない。止まらない!くらいのニュアンスかもしれないけど、深読み厨だから「どメンヘラかよ」って思った。  

 

でも己の愛のためなら割と茨の道でも、進んでいきそうな人たちなので妙に説得力が出てしまうのも面白くて、単純にダンスと演出がめちゃくちゃ好きだけど、私の中では、話の流れで捉えるとまた違って見えるよねって曲でした。

 

 

⑧パート〜愛〜

  映像③ーナレーション健人

  22. Wonder Love

  23. 青い恋人 

  24. My sweet heart My sweet love

 

 初恋の僕たちの距離を儚さと呼ぶのだとしたら、

今の僕たちの距離はなんと呼ぶんだろう。

何をするにもあなたを思い出す…

僕の見ている景色の一部はあなただったから。

あなたも同じように思っていればいいのにな、って願ってしまう。

一度交点で結ばれた線と線は、互いに距離を生むばかりだった。

そこに接した一筋の光は、やけに眩しく、強く僕を導いた。

愛してるよ。本当に愛してる。

 

ふまけんが宮城二日目から大暴走を始めたおかげで、回を増すごとにエロのぶつかり稽古と化してしまったWonder Love。もうそこだけにフォーカスが当たってるの悔しい〜!!!個人的には④と同じくらいに流れが好きなパート。

 

おそらくこの時の心情的にはアンストと地続き。苦しいくらい、もう好きで好きでたまらない状態。もう彼女の目に自分がどう映ってるか知りたくて、教えて欲しくて。

WLの時は、メインモニターがのぞき穴みたいにフル画面じゃなくて少し絞られてるんだけど、ずっと楕円ぽかったのが気になってて。もしかして、あそこは「目」を表してるのかな?とも思ったりもする。

 

It’s so
Wonder Love Crucial Love
愛するほど 心が騒ぐ
It’s so Wonder Love Crucial Love
決定的な Lady 惑わせないで Oh please Uh yeah
キミの瞳に 僕はどう映るの?
I don’t know, I don’t know, I don’t know, I don’t know
Cuz you’re so Wonder Love Crucial Love
悔しいくらい 恋しているんだ
It’s so Wonder Love

 

そこからの青い恋人が特濃Wonder Loveのせいで、「え?」って思ってる人も多いと思うんだけど、苦しいくらい恋してるくせに、口下手だからか知らんけど、全然好きな子に好きだよとか伝えてないわけですよ、今の向こうの気持ちが気になってるくせに。まあ④パートのように自分の気持ちにいっぱいいっぱいで、彼女の気持ちに気づかなかったのかもしれないけれど。

 

でも、おそらく煮え切らない態度に、彼女もやきもきしてて、二人ともすれ違ってるし、(ここでも「夏の夜」出てくる)(どんだけ楽しかったんだよ夏) もう繋いでいる手=関係性も切れそうになってる中で、やっと気づくんですよ。

「伝えなくちゃ」と。

 

そうです!やっとこの口下手くん、思いをちゃんと伝えるんですよ!!!なげえよ!大事にしてくれてありがとうだけどなげえよ! 

 

止まっていた時計の針が 音を立てて動き出す
ごめんね今日まで少し 待たせたね
「君を幸せにする」なんて ちょっと茶化して言ったけど
伝えに行くよ 今度こそは、
「愛してる。」と

 

そして、走り出す彼。

 

そしてMy sweet heart My sweet love

 

おめでとう!結ばれました!!!!!結婚おめでとう!!!!!

 

「伝えに行くよ」で映像とリンクするように走って行って、鐘を鳴らす演出。とっても素敵だったな〜

 

おそらく大筋のストーリーはここで完結。

ハッピーエンドで終わって良かった...

 

たぶんここら辺はふうまくんのご学友が実際に結婚したことからちょっとインスパイアされてるとも思う。

 

 

⑨パート

  25. ゼンゼンカンケイナイ

  26. ROCK THA TOWN

  27. BAD BOYS

  28. CRY

 

⑨に関しては、曲の並びとして、繋がりがなさそうだけど、歌詞を見てみると、前の②〜⑧パートを受けて、4人が伝えたいことをここの4曲に詰めたんじゃないかなと思ってるパート。

 

ゼンゼンカンケイナイは元々、La Sexy Womanとともにアルバムのリード曲候補にあったもの。

 

おふざけ曲だったけど、それ以上に伝えたかったのはおそらくサビだと思う。

 

兎にも角にも進まなきゃ始まらない Wo e wo e o
高い壁さえも笑い飛ばすぐらいの余裕で
歯を食いしばり 何事にも負けんな Wo e wo e o
握りしめた拳に宿る夢が
逆境に言い放つ「ゼンゼンカンケイナイ!」

 

いくら高い壁があったとしても、負けそうな現実があったとしても、乗り越えて欲しい。乗り越えていこうよ!って意味だと捉えてる。

 

あとは、

その場凌ぎだけで笑っていたくない Wo e wo e o
辿り着くその日まで走り続けてやる

 

ここら辺は「私たち」にも問いかけてるし、「自分たち」にも言ってるんじゃないかな〜と。

 

そしておふざけ、ゼンゼンカンケイナイが終わったあとはROCK THA TOWN

 

要するに「今を思うまま楽しんで欲しい」って意味がこの曲にはあるのかな〜

 

Wicked Wicked time 退屈な このLoopを 抜け出して
Pump it Pump it up テンション上げてAlright ついて来なよ Aw!

 

特にこの「退屈な」が最初のマリウスの語りにつながってくると思うんだけど、今が「退屈」だと思うなら、そこから抜け出そうよ!楽しもうよ!って意味だと私は捉えた。

 

Sexy担からはちょっと異質扱いされてるけどメンバーたちは大好きなBAD BOYSは、

 

最後に笑うために
魂をぶつけろ 強い想いでもっと
いつの時も受け止めようか
Wow それがそう 仲間ってもんさ

 

「仲間」を=Sexy Zoneとして捉えて、「笑う」ために俺たちにぶつけてくれていいんだよ!いつだって受け止めてやるよ!って意思を感じる。このツアーでは事あるごとに、「日常で溜まったなにかをここで発散して」って言ってくれてて、そこからこのツアーのBAD BOYSにはそんな印象を持つようになったかな...

 

最後にCRY。この曲こそ、ファンに一番伝えたかった曲だと思うし、自分たちにもまるで祈るように歌う曲だから一番グッと来てしまった。だからこそフルで歌ったんだと思うし。

 

特にファンへは、辛い時悲しい時、どうか感情を押し込めないで泣きたいなら泣いて。うまくいかないことがあったとしても、トライして。退屈な人生なんかじゃなくて、「素晴らしい旅の途中」なんだよって言ってくれてるような気がした。

 

彼らなりの、一番優しい言葉をこの曲を通してかけてくれた気がするな。

 

 

アンコール

  29. Sexy Zone

  30. ぎゅっと

  31. いつまでもいつまでも

 

 

アンコールがあったかい曲だらけだったのも、4人の優しさに触れた瞬間だった。

 

個人的には、SexyZone(曲)は5人だからこそやって欲しい曲であって、松島くんのいない4人の姿を見られる自信が一番ない曲でもあった。

 

今回ファンが大事にしている曲だからという意味で入れてくれてたんだろうけど、4人で踊らない選択をしてくれたのには、すごく救われた。

 

一人欠けた(曲)を見られるほど、私は強いオタクではないので。デビュー曲だからこそ、4人で踊らないことにしてくれて、ありがとうといいたいな。賛否両論あったけどね。

 

アンコールがあったかい曲だらけだったのも、4人の優しさに触れた瞬間だった。

個人的には、SexyZone(曲)は5人だからこそやって欲しい曲であって、松島くんのいない4人の姿を見られる自信が一番ない曲でもあった。

今回ファンが大事にしている曲だからという意味で入れてくれてたんだろうけど、4人で踊らない選択をしてくれたのには、すごく救われた。

一人欠けた(曲)を見られるほど、私は強いオタクではないので。デビュー曲だからこそ、4人で踊らないことにしてくれて、ありがとうといいたいな。賛否両論あったけどね。

 

このツアーのストーリーでいうと、いつまでもいつまでもは「総括」に当たる曲だと思う。アルバムの最後の曲でもあって、ツアーでも最後の曲。この曲を最後に持ってくるのは一番最初に決まってたんじゃないかな?ってくらいに全部の内容が詰まっていて。もう一度彼らが伝えたい言葉を念押しで言ってくれている感覚になる曲。

 

あえて歌詞は抜粋しないので、一回歌詞カードを開きながらツアーを思い出してみてほしい。このツアー「まだ自分にはよくわかんない」と聞くことも多かったから、ここまで読んで、私と同じ感想でなかったとしても、一度歌詞をちゃんとみてほしいなと思う。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とここまで約1万3000字!長かったですよね。ごめんなさい。

 

そして今までみたいにちょっと冷静に書けなかったのが若干反省しています。

 

全国9都市 全32公演。去年より2都市、計7公演増え、そして一人かけたままお互いに言いようのない気持ちを持って3月から走りだしたツアー。

 

最初はお互い探り探りで。

4人も楽しめたのかな…?と伺うように聞いてきたのがすごく印象に残っています。

でもそれくらいセンシティブな気持ちを抱えた状況のなかで、ツアーに出ると決めてくれた4人にまず感謝します。本当にありがとう。

今回のツアーはのテーマはアルバムのコンセプトにあわせて「人生の1ページ」

間違いなくこのツアーにいけたことは、私の中で、大切な人生の1ページになった。

 

そして、このツアーは自担がいないのにもかかわらず、今までで一番自分の中で、通うことのできたツアーで。だからこそ、感じたこと、思ったことが沢山ありました。

勝利がこのツアーを通してしきりに言っていたのが「このツアーをやった意味が伝わってほしい」ということ。自担が不在の中で、4人の思いに触れ考えた結果がさっきまでの内容です。もちろんこれは私の主観でしかないし、4人が考えていること少しもあってないかもしれない。

 

でも一つ確信を持って言えるのは、このツアーが愛に溢れたツアーだったということです。

私はこのツアーで本当に4人のことがより、大好きになりました。そして、このツアーに参加していない、松島くんのことももっと大好きになれたました。 

 

ツアー自体そこに姿は見えないんだけど、4人が「気持ちは5人」という姿勢を口には出さなくともいろんなところに示してくれたから、なぜだかいつも松島君がそこにいるような感覚になれたし、回を重ねるごとに「寂しい」というよりは、帰ってきた時の未来が「楽しみ」になっていったんです。

 

大切な思い出を作るきっかけを与えてくれてありがとう。

 

それくらい私の中で、4人への感謝であふれるツアーでした。

 

そういえば、

マリウスがツアーのパンフレットでこんなことを言っていたんです。

 

今回のツアーが終わる頃には、みんなで同じページにいたいよね。僕たちはアイデアも考え方も個性的で、今はまだ別々のページを持っている部分もあると思うけど(笑)、協力してお互いの色を混ぜたらすごい綺麗なものができることはわかってるから。

英語で「Are we on the same page?」=「同じページですか?」っていう言葉があって。「僕たち今、同じ気持ちだよね?」っていう意味で使われるんだけど、このツアーを通して「Yes, we are on the same page!」になればいいなって。もちろん今も「No」じゃないけど、よりいい一体感で、「Yes!」って言えるように。
 

 これがずっと心に残っていて。

 

そしたら冠第4弾の放送があって、すぐにこのマリウスの言葉を思い出しました。

 

マリウスは今、「Yes!」って言えているかな?

 

でも横アリラスト、そして和歌山での彼らを見て、きっと今は「Yes!」って前よりも強く言えるんじゃないかな?と勝手に思っています。

 

マリウスの思いはきっとみんな考えていることで。

だからこそ、あのツアーができたんだと思うし、冠になったんじゃないかな。 

 

こういう風に皆でSexyZoneと言う一つのアルバムのページを一緒にめくり続けてほしいなって、改めて思いました。こういう風に互いを不器用なくらい想えるのも、彼らの良さだと思うから、都度都度ぶつかり合いながら、もっと幸せで、明るくて、輝いているページになるように、止まらず突き進んでほしい。

 

私たちオタクのわからないところで、きっと本当に沢山しんどくて、寂しかったと思うけど、本当に楽しませてくれてありがとう。

 

ああ、もうPAGESには入れないのか…ってすっごい今寂しくてどうしよう。

 

だけどこれからもSexyZoneは私たちにもっと楽しいページを見せてくれるんだろうなっていう期待を胸に、クソみたいなど平日を負けずに、諦めずに乗り越えてみようと思います。

 

 

 

 

 

泣きたくなったら、泣いてね。

 

 

 

PAGES TOUR!!!!Sexy Thank You!!!!

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5月6日の話はこっち

 

note.mu

 

*1:BTS(バンタン・防弾少年団)のファンクラブ名