You are the angel. ForeverーSEXYZONE LIVE TOUR 2023 CapterⅡ in DOME備忘録ー

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コンサートが終わって喪失感と愛おしさと様々な思いが心を包むのは、初めての経験かも知れない。

 

12年間愛おしく育ててきた名前とついにお別れしなければならない、そんな季節が訪れてしまった。

 

夏にこのドームツアーが発表された時は、ただ進化し続ける彼らが眩しくて嬉しくて前向きな気持ちしかなかった筈なのに。10月に改名が発表され、これが最後がどんどん増えていって。早く初日が来てほしいはずなのに、どこかその日が来て欲しくないと、わがままな気持ちが芽生えてしまっていた。

 

私は仲良しのオタクと現場前よく口にする言葉がある。

 

「はじまったら終わっちゃうからはじまって欲しくない」

 

本心でもあるし、一種の言葉の綾でもあったのだが、この言葉を口に出すのが寂しくなるくらい、12月2日を迎えるのが怖かった。

 

でも幕が開けて、そんな気持ちは吹き飛ばされるくらい、今回のドームツアーは凄かった。これまでも語り継ぎたいSexyZoneのコンサートはたくさんあったけれど、今回は眩しくて楽しくて愛おしくて、そんな気持ちをまるでSexyZoneと共有できるコンサートだったから。多分これからさき、熱に浮かされたようにまた思い出してしまうんだと思う。

 

前段をとてもポエティックに語ってしまったが、兎にも角にも本当に楽しかった今回のドームツアー、決して忘れたくないこの愛おしき想い出を一つずつ残していこうと思う。

 

※歌詞の解釈や曲の並びて唸っている部分は私個人の勝手な解釈です※

 

 

①オープニング

今回のオープニング映像は、アリーナツアーと地続きな形。変わらず何かに追われている彼らだけど、少しシチュエーションが異なっていて、集まった4人が、屋上から日の出を見つめているのがとても良かった。

アリーナのコンサートはセトリの構成的にも、綺麗な朝日をみるため、4人で寂しい夜が明けるのを待っている感じがしていOP映像で朝が明けた時点で、アリーナとはまた違う軸にいるのだと思うことができた。あとは本当にアリーナから引き続き四者四様に、映像設定が良すぎる…無邪気に敵をぶっ倒す佐藤勝利に、アーティスティックな世界に溺れている松島聡、女を侍らす菊池風磨に、マフィアと攻防を繰り広げる中島健人…まあこんな設定もSexyZoneの顔が良すぎるから成せる技…

 

②人生遊戯〜RIGHT NEXT TO YOU

 

そんなコンセプチュアルな映像の最後は、日替わりでメンバーがボトルのキャップを飛ばし、そのキャップがメインモニターから花道に仕込まれたモニターに散らばり徐々に中央のステージへ。センステの機構が上昇し、ステージ壁面に仕込まれたモニターに先ほどのキャップが集結。そしてスポットが照らされ4人の姿が。アリーナから引き続き派手な黒と白と黄色のチェック衣装を見に纏い、流れ出すのは、最新シングル「人生遊戯」のイントロ。

 

いやー一発目が人生遊戯なの痺れません?高らかに風磨さんのラップから始まるんですけど、本人作詞のリリックがもう…もう…

What did you expect?
What do you want from me?
笑っていられんのは今のうち
こちとらまだまだ縦横無尽に
引き返す気ない一本道
減らず口叩いた Haters 無視 まだいた?
まぁ大胆かつ繊細にいざ参らん♪

このツアーSexyZone名義としては最後のツアーとなる中で、「こちとらまだまだ縦横無尽に 引き返す気ない一本道と高らかに宣言できる強さよ…メロディ的にも一発目からぶっ放せるし、お祭りにしたいと話していた本人たちの心意気も感じる最高の1曲目だった。あと最初から照明の景気が良すぎるのと、あの派手だけど意味わかんない柄の衣装が人生遊戯の衣装とバチハマりしていてド肝抜かれてしまった。アリーナから着ているOP衣装なのに、ここまで人生遊戯とハマるもん?という気持ちに…

 

高らかに開幕宣言した後に始まるのは「Try This One More Time」 人生遊戯からの歌詞の並びが良すぎて頭抱えた。引き返す気のない一本道(人生遊戯)で、「ネガティブなら蹴り飛ばす」「Get Up stand up 更に上目指す 気にする暇ない少しの怪我」とか、「仲間と超え続ける限界 傷だらけでも探す正解」と言える強さを持ったSexyZoneが私は好きですぅ…(号泣)

 

意志の強い2曲の後にぶつけるのは「麒麟の子」昨年のアリツアでファニーに表現していた曲だけど前の2曲に合わせるとこの歌が本来持つ強さと気高さを改めて感じることができる。マリのパートを担う松島くんもかっこよかったし、この曲自体、19年の秋発売で、コロナの影響もあって、コンサートでちゃんとした演出で一曲丸々みることはできてなかったので(SZ10THはメドレーだったし)ちゃんと踊る麒麟の子が見れたのも嬉しかったな。
何よりも、ここで麒麟の子を歌う意味をものすごい考える。19年のあの時、グループとしてもどこかまだジレンマがあってしんどかった時期に、オタクも本人たちもこの曲の意志の強さに救われていた部分ってあると思っていて。だからこそ、この曲に何か伝えたいこと込めてんじゃねえの?と考えてしまう部分がある。

 

聞き分け良い子が誰にとって 都合がいいのか

飼い慣らされていた麒麟が 高い柵を飛び越えた

 

今のこの事務所の状況下の中で、SexyZoneってもちろん大人たちにきちんと意見を述べてきた一方で大人たちの期待に答えるために一生懸命に進んできた過去もあって。それを「飼い慣らされていた」と表現するのはかなり強い口調ではあるけど、改名も自分たちで納得して決めた今、名前という高い柵を飛び越えて突き進んでいく意思表示に思えたんだよね…

 

尖れば尖るほど突き刺さる

その痛みを 強さに変えて

 

昨今の状況下の中で大きな影響を受けたうちのグループだし、それ以上にこれまでもたくさん苦難があったグループだけどその“痛み“さえも強さに変えていく。その心意気を全身で浴びて実は初日に1番最初に泣きそうになったポイントである(多分そんなん考えてるのわたしだけ)

 

メッセージ性の強い3曲のあとは、もはやライブ定番曲になりつつある「Freak  your body」そしてまさかのフルバージョン。ここは正味移動している松島先生を見るので必死だったんですけど、「ほら僕だけに今見せてよ」って歌いながら腹筋をペローンとみせるの、あの本当に、松島先生やめてもらっていいすか!?自分、命がいくつあっても持たないんで!?あと二番パートは比較的外周でフリーで踊り狂う松島先生も良かった。サラストの時は前髪で目が隠れてるんですけど、それもなんかもう実に妖艶で…双眼鏡を覗きながらこっちが照れてしまった。

 

バクステからFybしながらメンステに移動した4人、けたたましい爆発音と共に始まるのは「BUMP」いやこんなしょっぱなから飛ばしまくります!?アリツアでもかなり炎の特効を使用していたけど、ドーム規模は景気良く花火もたくさんブチ上げて本当に最高だったし、「Show me what you want 脱ぎ捨てて」で華麗な腹筋をみせつけるふまそう...あとアリツア入ってるであろう感じのオタクが歌詞に合わせてペンラを振る速度変えてるのとか、ラスサビ前の「Bump!!!」のところでダンサーさんの振りに合わせてるのとかがなんかよかった👊

 

で、BUMPでこのOP終わりかな?と思ったらまさかのダメ押しの「RIGHT NEXT TO YOU」この5曲重ねてここからライネクできる体力がやばすぎる。正気じゃないwww あと、ライネクはなんと言ってもレーザーが本当にやばくて本人たちより照明見てたかもしれない(え?)天井まで目一杯使って演出してるから、天井入った時も「すげぇーーーー!」って声がそこかしこで聞こえた。24日は母を初めて連れて行ったんだけど、その時もライネクの照明はすごい見惚れてた。どんどんレーザーの使い方が変態的になっていく菊池P、ドーム2回目で完全に空間の使い方をモノにしてて底知れねえと思った。

 

③映像・君にHITOMEBORE・スキすぎて

アリツアに引き続きガンバレルーヤが出演、あとアリツアは声のみだった忍ちゃんも今度は本人登場。映像は全部で3パターンあったけど、でも1番腹抱えて笑ったのは聡とまひるの恩返し...円盤には3つとも収録されると信じてる...

 

ボーイの衣装に着替えてこいとルーヤと忍に言われてキャバ衣装からボーイに着替えて出てきてはじまるのは「君にHITOMEBORE」、ここにきてちゃんと本家本元(?)忠実に君米やるとは思わんやん!??(まあ黒服物語だし本家本元だよね)そして白シャツベスト細身のスラックスというシンプルな格好でも抜群に映えるセクシーってほんとにすごい...

 

あと...松島担が他担さんに声を大にして言いたいのが、「最初で最後の恋」のパートが今松島くんで、そこでね、アリツアからついているダンサーのSOくん(IG:@so_tumn)とサビまでペアダンスなんですけど、松島くんの背後から妖艶な感じで手を這わせて恋人繋ぎする瞬間!!ねえ!!ほんとに!!けしからん同い年コンビのダブルSO...そもそもアリツアのときからSOくんにメロメロなのに、初日ショートカットの女装ダンサーがSOくんだと気づいて、(最初はふみやくんだと思ってた)松島くんとペアダンスし始めて発狂してしまった...あと松島くんがSOくんの腰に当ててる手、手、手なのよ...ほんとにほんとに凄かったのでわたしの脳のHDDを他担の脳にぶち込みたい。女装ダンサーでいっちゃん艶かしくていっちゃん可愛いSOくんと松島くんの組み合わせの話だけで一年くらい語れそうなのであのまじてSOくんは来年もツアーついてください🙇 

 

そのままめちゃめちゃになったままはじまるのは問題作「スキすぎて-コールver-」まじて初日笑いすぎて腰抜かしたけど2日目から普通にコールしてたし大阪初日はもう完璧だった。しかもドキドキとかバクバクとかちゃんと原曲にある単語も使ってるし、もう単純に飲み会コールとして流行って欲しいよスキすぎて...あと大阪2日目から急に「俺にチューせよ」とか言い出した菊池風磨さんあまりにも罪作りなのでやめましょうね(いややめないで)

 

④My World・ROSSO

今回のドーム1つだけ、んーとなった部分があるとしたら、ルーヤと忍との映像が終わったあと、My Worldの入りがぶつ切りになっちゃうとこだなあ...アリツアは映像後が勝利で忍ちゃんの「勝利さんご指名入りましたー」があったけど今回はぬるーっと映像が終わるのでもったいなく感じてしまった。

 

でもあのお笑い空気の中から一気に自分の世界に持ってこれる菊池風磨はすごいよ...あとMy Worldをずっと歌い続けられるタフさとただ歩くだけでも視線を奪っていくカリスマ感...2番で縦花歩いている時、周りから「うわぁ....」とか「はぁ...」とか色気に当てられて声が漏れ出てて、すごいと感じたし個人的には大阪初日のMy Worldが、いちばん女1人抱いてきたくらいの色気と気怠さがあって、一緒に入ってた松島担と「色気..」って思わず声が出ちゃった。いつか制作秘話教えて欲しい。

 

そしてフォトブックで中島さんから予告されていたふまけんポイントはこのMy WorldからROSSOへの転換で行われる。My WorldのあとROSSOの映像が流れるからそのままROSSOに入ると思うじゃん!?!?まさか王座にワイングラス片手で優雅に腰掛ける中島健人のとなりにロックグラスもった菊池風磨がさ!?立っててさ!?初日にあまりにも状況が把握できなくて叫ぶことしかできなかった。どちらがやろうと言い出したか知らんがあまりにも罪作りなシンメだし、オーラスは健人さんが立って乾杯してて、風磨さんがちょっと嬉しそうに笑ってた(冗談抜きで本当に)

 

ROSSOは圧倒的にドームVerが好き!サビ後の新しいダンスのアレンジも良かったし、なんと言っても思春期引きずってるオタクだから王座に腰掛けて手袋を噛んで外すなんてえっちな演出大好物ですからね。ほんとに。あと黒髪より茶髪サラストの方が個人的にはROSSOにハマってる気がする。あとドームの方がステンドグラスの背景が大きく出るからより空間的にも艶やかになるからそれもなんか合わさって、アリーナより断然よく見えた。あと、調教されたオタクたちちゃんとティのルージュタイムを邪魔しないように沈黙を作るの最高すぎる。ティがルージュ拭ってフォー!って言うまでがROSSOだもんな(?)そのあと𝓚𝓮𝓷𝓽𝔂(ROSSOのときはあえてこう表記したい)不敵な笑み浮かべると「ハァン」って声が漏れるのも良い。文字通り5万5000人抱いてたよ。

 

⑥THE FINEST 〜ぎゅっと

ROSSOが終わってからの勝利ソロダンス→聡ソロダンス→しょりそうペアダンス→風磨ソロ→健人ソロ→4人でダンスの流れがマージでスキ。あの松島くんのソロダンスの振り付けが好みすぎて、福岡初日と大阪初日であそこのソロダンスが正面で見れる位置に入ってどっちも松島担とあまりのかっこよさに支え合いながら見た。あとアリーナと同じく花道のパネルを使いながら空間を彩るダンスしてるのめちゃめちゃいい。天井から見る醍醐味をちゃんと作れるセクシーすごいなと思ったし、アリーナクラスでもすごかったけど、天高なドームクラスの方がより生きる演出かもしれない。

 

4人が四方に散らばったままはじまるのは「THE FINEST」ファイネはマジで薔薇に模した落下物降らせようって言い出した人に金一封送りたい。吹き出してから舞い落ちるまでの速度が絶妙すぎる。双眼鏡覗いてると薔薇が舞い散る中で歌い踊る4人がとんでもなく良いんですよ。あとさサビ前に床のパネルにスタンドマイクが浮かび上がってスナップしたら出てくるあの演出も良かった!全公演見てたけどだれもスタンド取り逃がしも無かったのもすごかったね。天井から見てた人たち結構「おぉ〜」って言ってた。この細かなアレンジをドーム2年目で随所に入れられるのはアリーナで10年培った経験故にだよなあ...

 

そしてアリツアではセトリ落ちした「ECSTASY LUV」演出はアリーナの「Take A New Step」を彷彿とさせるんだけど、これもドームの方が天高な分、機構の特性を活かせてるような気がした。あとエクラブはこれまた松島さんがずるいんですよ。サビの「離さない今夜は」でこれまた腹筋ペロンするんですよ、松島さん。後シンプルに「Breathe in, breathe out 重なる吐息」の松島くんの歌い方が好きすぎる。というかまた松島さんドームで歌上手くなっててほんとにメロが止まらない助けて...タスケテ...

 

艶やかなムードが一変して「LET'S MUSIC」ダンサーがミラーボールマンになってたのすごい良かったよねーーーー!あとレツミュちゃんと踊るのだーいすき。RTT先輩がこの度ご勇退されたので、RTT先輩の後を継いでライブ定番曲に育っていくんだよ。

 

再会の合図」はシンプルに風磨さんのリズムキープが鬼すぎてすげえ〜と思いながら見てた。アリツアの時からよほどのことがないとリズム乱れないのすごいよね。あと松島くんもここにきてラップが乱れにくくなったのすごいなあ〜と思った。でもアリツアでやってたふまけんタイムが今回無くなってしまったのが地味に寂しい。(初日はやってた気がするけど、福岡2日目以降は見てない気がする)

 

ぎゅっと」はねえ、正直、松島くんが近くに来る時以外、本人たちあんまりに見ずに、アリーナ席にいた時はずっとダンサーのSOくんばっかりみてた!ほんとごめん!しかも大阪初日でがっつりSOくんからファンサもらってオタクまじで崩れ落ちました!(同行に爆笑された)

 

⑦MC

MCに関しては各回様子がおかしくて最高でした。でも私が1番好きなMCはやっぱり下品なオタクなので大阪2日目の毛の話から健人くんが風磨くんの太ももに触れた瞬間でした。

 

⑧せめて夢の中でだけは君を抱きしめ眠りたい・Cream

いやまさかこのご時世に、第一興商(DAM)が、ライブの一曲のためだけに、協力してくれたの本当にすごくない?すげえ個人的トラウマでJOYしか使えなかったアレがあったんだけど、なんか全部許した(?)あと、フォロワーと福岡の時に話してたんだけど、せめ夢って結構難しい曲だし、カラオケってそもそも被せが無理じゃないですか?そこで歌で魅せるがしっかりできるSexyZoneってシンプルに尊敬するというか。その心意気がやべえと思ってしまう。まあうちの子達シンプルに歌上手いんで成せる技なんですが...オーラスで最高点叩き出したのもとてもドラマで良かった。

 

メンバーからの「歌いたくなったよね〜!?」という言葉と、コーレスを経てはじまるのは「Cream」構成はほぼアリーナから持ってきてるのに、このコーレスが入るだけで、盛り上がりが変わるというか。セクシーはコロナ禍のときにはクラップゲームを入れたりしながら拍手を、声出し解禁されてからは声出しポイントを作ってを誘導するのがとても上手だし、アリーナとかドームとか会場の規模感にかかわらず、観客と双方向であることに重きを置いていて、そのコミュニケーションの重なりが場の熱を上げていくイメージなんだけど、Creamでそれができたのがすごいなと思うし、Creamも360度で見せるステージだから、ドームのほうがより機構の特性を生かせてた気がする。正直PAGESのときも思ってたんだけど、アリーナのときあの機構がセンステに構えられてると思ったときちょっと萎えたし、機構の近くの席に入ると、振り付けで中央に集まってしまうときに、メンバーが全然見えなくて、近くで見れているうま味を感じられない部分ではあったんだけど、ドームはそもそも客席が花道と機構までに距離があるからそのノイズが少なくなるというか。よほど前のオタクの背が高いとか、うちわをバカ高く上げてるとかなければ360度回るし、映像も投影できるし段差も作れるからめっちゃいい機構やーんとなりました(ドーム規模で使うものとメンバーも言ってたしね)

 

雨に唄えば・Turbulence

Creamのあとはアリーナと同じく、メンバーとダンサーによるダンスタイム(転換)。ふまけんはほぼ同じだったけど、この後に続く曲のメンバーはアリーナから変更があったから、しょりそうはアリーナと違った感じになってたね。ドームの松島くんの振り付けめっちゃ可愛くて、最後ダンサーさんが両脇に一列に並んでわーってやってくれるんだけど(語彙)最後の決めポーズちょっとずつ変えててほんとにマジで可愛かった。ただ残念だったのはアリツアで、ダンサーさんにもFooo!ってやる感じになってたのにドームだと新規も他G担も多いからかその空気が一掃されていたところ…特にCreamについていたのはアリツアからついてくれてるダンサーだったので、もっと大きな歓声を届けてあげたかったな…まあ気にせずSOくんのところで「関根ー!!!」と叫んでたんですけど(笑) 

 

アリーナと違うのは、途中からTurbulenceの無骨なダンサーに切り替わるところが、着ぐるみに!最初にパンダさんの着ぐるみ出てきたときに、STAGEのSweety Girl思い出してちょっと涙出た。そのあと出てくる着ぐるみも全部STAGEの時に出てきたやつでさー…どういう意図だったのは勝利のみぞ知るなんだけどさ…あらかた動物さんがでてきたあと、ステージ端のセクシー横町から姿勢のいいダッシュでライオンさん出てきて、もう一発で「勝利でてきた」ってなって、あまりにも可愛くて悶えて、しゅぽってライオンさんの顔とった後も可愛いし、福岡2日目でなかなか脱げなくてあわわしてる勝利も、なんかもうずっとかわいくて、この「雨に唄えば」で可愛いを何百回言ったかわかんないwアリツアからきているブラウンチェックの衣装本当に勝利にぴったりだったからまたどこかで着てくれないかな…

 

そしてツアー中、松島担がずっーーーーーーーーと気をもみもみしていた「Turbulence」本当にペンライト消えなさ過ぎて大阪2日目は激萎えして一曲丸々ちゃんと見れなかったし、正直7公演中しっかり見れたのは白ペンラの指示があった福岡2日目と、オーラスだけかもしれない。25日、初めてほぼ全部消えたとき、ちょうどバクステ側のド正面の天井にいて、あまりにも綺麗でかっこよくて、号泣しすぎてその日初めて入った同僚風磨担にずっと介抱されながら見た。最初のめっちゃストロボ焚いて白黒の世界になってるところとスモークの加減とか、「Now listen to my heart scream!」で真っ赤な照明焚いて踊り狂う姿とかなんか全部よくて。ほかのメンバーが自分が表現したい世界を初日から織りなせてるのに、松島君だけなかなかうまくいかなくて、本当に悔しかったから、最後の2公演だけでも松島君が作りたい世界を体感できたことが貴重で大切な記憶になった。

 

正直、正直なところ、ドームで一面緑の世界で自担がソロをやるってオタクの夢じゃん!?そもそもソロ曲に恵まれなかった子なので、私はSTAGEで、Break out my shellをやって一面緑に染まる横アリを横アリバクステの天井からみて大号泣している女なので、メンバーカラーに抱かれながらドームでソロをやる松島くんが見たかったのが本音としてはあるんだけど、オタクの気持ちを一番理解している松島くんがそんなオタク心を理解していないわけないし(実際、福岡の2日目でみんなメンバーカラーにしたいと思うけどてきな前置き言ってた気がする)それでも表現したい世界があって、それをちゃんとこの目でみることができて本当に良かった。

 

⑩本音と建前・PupleRain

いやー本音と建前の前の演出がめっちゃいい~!!!アリーナはどちらかというと「何かから逃げている」というコンセプトに重きを置いていたからからダンスや逃げる描写が多いし、そのほうがPupleRainにつながるんだけど、今回は「本音と建前」に入る導入だからかすごくジャジーでその雰囲気がセクシーとフィットしててよかった。勝利さんは札束放り投げるし、あとやっぱりピアノを弾く中島健人さんっていいよな…この金衣装のところから髪型を変えてきてて、めっちゃよかった…!!!私健人さんに関しては髪の毛明るいときは特にサラストよりセットしてるほうが好きで、あのスタイリング大優勝すぎて双眼鏡でずっと覗いてた。あと風磨君のラップ詞めちゃめちゃよかったんだけど誰が作詞だろう。椎名フォントだったの期待していいのか??松島くんのソロダンスは振り付けしてくれた人がアリーナもドームも一番松島くんの色っぽさがでる振り付け作ってくれてるし感謝しかない。 

 

アリツアで大事に育てた「本音と建前」。いやー今のSexyZoneがシンプルにかっこいいことを存分に浴びれる楽曲過ぎる。本当に本音と建前はセクシーに合わせて林檎嬢が書いてくれたけれど、それ以上に4人集まった時に見せる湿度の高い色気?というかウェットな感じ、憂いのある感じが本音と建前とフィットしすぎてるんですわ…松岡茉優氏も言ってましたけど、アイドルって憂いが大事ですからね…4人が今最大限出せる””至高のSexy””はこの曲に全部詰まってて、これが出せるアイドルは旧Jの中でも稀有なので、グループ名が変わろうともずっと武器として持っててほしい部分である。あとシンプルに回数を重ねたからこそ出せる余裕と、手を抜いているわけではないけどそこはなとなく漂う気怠げな感じ…はあ…この楽曲がセクシーにきただけでも2023年SexyZoneが前に突き進み続けてきた意味があったなと思う。

 

本音と建前のあとバクステまでの移動もSexyZoneにしかできないよな…縦花に仕込んでるモニターを使用してレッドカーペットを練り歩くSexyZone…あれ本当に贅沢な移動というか、ただ歩くだけを演出として使うことのできる自信と、それに見合うビジュアルと圧倒的なオーラ…贅沢を言えばあそこで練り歩くSexyZoneに大きい声で「Fooo!」と言えたら最高なんだけど、あまりにも顔面つよつよすぎて息をのんじゃうよね。中島さんのスナップに合わせてさらにレッドカーペットが伸びる演出もよかった。

 

バクステで見る「PupleRain」は新鮮だったな…セクシーのすごいところはパプレで360度対応にしてきたこと。フォーメーションが複雑だけど、置きにいかないところがよかった。あともうひとつはハンドマイクもって縦花を歩いてきたはずなのに、バクステついた瞬間にはヘッドセットに切り替えていて、衣装替えとかこういう細かい転換を、すぐできるのって旧Jだから成せる技だよな…でも福岡初日か2日目かな…松島くんがヘッドセットが途中でズレてきたのか無心で位置なおして、マイクの発信機つけてるベルトなおすために衣装まくり上げてるのを双眼鏡覗きながら目の当たりにして、あまりの色気に充てられてクラクラしてしまった。

 

⑪ForeverGold・SZメドレー・SexyZone

本当に風磨くん、セクシーチームメドレーを作るセンスが抜群すぎる。今回のメドレー長くセクシーを応援している人は「ああああああ!!!」ってなるし、そうじゃない初見も楽しめるし塩梅が良かった。だってさ!?オタク大好きな「ぶつかっちゃうよ」も入ってるし、「ダンケ・シェーン」もあって踊りまくれるし、夢にまで見たマネーガンから札束ぶっ放してる「MoneyMoney」も見れるし、PAGESでおもろバンドとして名を馳せた(?)「ゼンゼンカンケイナイ」もあるし、「バィバィDuバィ」に、しれっと紛れ込む「ワィワィHaワィ」という…Creamのファンミってめっちゃ面白かったけど苦い記憶でもあって、でもせっかく盛り上がったしって、とてつもないスピードでワィワィHaワィを曲にしてるのマジで天才すぎる。ちゃんと中島さんがその場で作詞した部分も拾ってあるし…あとレーザーで天井もアロハ感ましてたのもよかった。小ネタがふんだんにあって私は去年のメドレー以上に満足感があった。

 

もあまりにも楽しすぎてなんか泣けてくるんだよね…「WithYou」のイントロがかかってコール始めたときにメンバーが「これが最後かもだぞ!!」ってずっと言ってて、こんなに楽しいメドレーなのに、2日目以降訳も分からず泣きたくなった。あとさ、このメドレーをForeverGoldでサンドイッチするなよ…全部いとおしい記憶だし、色あせない日々だよね。去年のドームと同じく4人がギュッとなってサビ歌うのもさ本当にいい顔してて…で、フォエゴの最後をさ「SexyZone(曲)」のポーズで締めて初期ゾーンが画面に映し出されたときよ…福岡初日に客席からも悲鳴みたいなものが聞こえた…。そこからいとおしい5人の記憶が映し出されて、まさしく振り返るハイライトしてて、全部思い出があって…オタクがこのコンサートを表すときに「SexyZoneの生前葬」って言ってたけど、生前葬感はここに表れてた気がするなあ…

 

⑫挨拶

挨拶は全体的にSexyZoneというお名前とお別れしなくちゃいけないということに関しての部分が強かったなあ。きっとこのドームが決まった時は改名は心のなかにしまっていたことで、まさか本人たちも手放さなきゃいけなくなるなんて思ってなかったんだろうけど、まさか2年目のドームがSexyZoneという名前で立つ最後のドームになるなんて。でも現場できちんとセクシーたちも私たちもお別れをきちんとできたことが次への一歩につながる気がする。オーラスで健人くんが涙しながら話したことも、しょりそうがこらえながら伝えてくれたことも、風磨さんが全公演通して言いたかったことも。全部全部忘れたくない。

 

⑬Timeless

福岡初日にTimelessのイントロがかかって、というか風磨さんが「永遠に」って挨拶の結びに入れてきたときあたりからオタクみんなが徐々にオレンジにし始めて。歌い始めるころにはもうみんなオレンジでさ…4万人近い人がほぼ自然発生的にオレンジにした光景、ほんとにぐっと来てしまった。マリを惜しみながらという意味もあったかもだけど、なんか手が勝手にオレンジに変えてたひと多いんじゃないかな。この人々の気持ちで景色が変わるのは、制御のペンラではありえないことだから、オタクもしっかり湿度のある人たちだなと思うなどした。

初日オレンジに変わった景色と、ラップで映し出されたマリウスに「うわあっ…」てなってるオタクたちみて、揺さぶられるものがあったのか、風磨さんがぐっときてうるうるしてたのも新鮮だった。オーラスも泣いてないって言い張る人だし、初日なんて絶対泣いてないとかいうんだろうな(笑)オーラスはなんというか、よにのの配信での後日談と合わせて聞くとなおのこと「菊池おまえ!!!」ってなるし、あんだけたくさんのスタッフに愛されてるセクシーを目の当たりにできてうれしかった…ただのオタクなのに、たくさんのスタッフさんがしかもすごくいい顔して「We are SexyZone!!」って言っているのを見て余計に涙がこぼれたし、正直泣きすぎてサプライズの「We are SexyZone」嗚咽交じりのやばい声で叫んでたと思う。本人も湿度高いし、オタクも湿度高いし、なんならスタッフさんも湿度高めで、みんな似たもの同士だねって気持ちになったな。

偶然なのか運命なのか、マリウスの卒業ソングだったのに、SexyZoneというものの卒業ソングになってしまったTimeless。でもここでマリウスも映してくれたことで、今までセクシーに触れてきた人みんなでSexyZoneという名前にさようならが言えたと思う。

 

⑭エンドロール

アリーナから続くドット絵のエンドロール。正直このエンドロールでもべしゃべしゃに泣くなんて思わなかった。ドームではBGMがTimelessに代わってて。今までの各会場を5人でそれぞれの歩幅で歩んできて、そして昨年のドームにきて、「自分らしい未来へ」の部分でマリウスと4人が別れるんだけど、マジで冗談抜きで7公演全部ここで泣いたwww明るい未来だと知ってるのにどうしても離れてほしくなくてすっげえ涙出た。しかもさ、パートがパートじゃん…ずるいよ…

 

⑮アンコール(SexySummerに雪が降る、King&Queen&Joker、RUN)

※初日のみKQJがMessageに

 

今年のフロートもめっちゃ可愛い…!あとここでサインボール復活もすごいね。メンカラサンタ帽がボールバックなのも可愛いし、ボール投げ終わったあとにそれ被ってるけんしょりも可愛かったな。クリスマス公演に至っては健人くんボール全部パーカーに突っ込んで、最初からかぶって出てきてたのもクリスマスへの意識高くて最高だった。 

 

初日で幻に消えた「Message」すっごいうれしかったけど、せっかくセクサマで本編の湿度の高い終わり方を戻したのに、そこにMessageとRUNが続いちゃうとまた湿度盛り返してしまうから結果的にKQJでよかったのかもしれない…いやでもMessage聞けてマジでよかった。

 

RUN」はなあ…初日はアリツアのオーラスで健人さんが「この曲ずっと歌いたかったんだけど!!」って言いながらがむしゃらに歌ってた4人を思い出して泣いたし、ドームのオーラスはふまけんのあっつい背中合わせに興奮しすぎて喉ちぎれそうになった。ちょうどあのときバクステが双眼鏡なしでも見えるほうのアリーナにいたんだけど、背中全然離してくれない健人さんみて、めっちゃ照れ臭そうにして勝利に「どうしよ…(笑)」って感じに目配せしてる風磨さんと、振り返ってふまけんの様子みて「フッ」て笑ってパフォーマンスしているしょりそうという対比が良かった。アンコール最後RUNでここからまた走り出すぞっていう強い気合も感じたな。

 

止まらないで 止まらないでよ 僕らはまだ始まったばかりさ
途切れないで 途切れないでよ このまま夜が明けてゆくまで
太陽はきっと きっと この闇を 照らすはずさ
昨日未満でも yeah
明日以上へと

 

⑯オーラスダブルアンコール フィルター越しにみた空の青

オタクやりゃ出せるじゃん!!!と言わんばかりのダブアンの声。スタンドからの声の圧がまじですごかった。あと4人がでてきて、自然と内を向いたときにあぁ…Messageじゃなくてフィル青かな…って悟っちゃった。正直フィル青に関しては、ザアリのオーラスの4人が忘れられなくて、たぶんあの時は本格的にマリウスの卒業が出ていて、いろいろな不安な気持ちも抱えながら確かめ合うように「Stay Together」って歌う4人が印象的だったんだけど、今回の4人はStayTogetherもそうだけど、これまでの愛しい記憶達を大事に宝箱に4人で一緒に詰めている気がして。4人そして5人の気持ちがずっと続く奇跡をより信じられる感じがしたんだよね。あと、最後4人で集まった時に勝利がくるっとマリウスのいるバクステのバルコニー見上げてマリウスに向けて指をさしてて、そして4人でマリウスのほう見てる姿みて、あまりにも愛で溢れてて、また「うぅ…」ってなった。4人で5人分とは言ってたし、気持ちはいつでも一緒といってたけど、けど本当に5人はずっと5人なんだなあって。私はカウコンは現地で見ることは叶わなかったから余計に、ここでマリと4人の姿を目に焼き付けることができてなんかオタクとしての心残りみたいなものも成仏出来たような気がする。

 

君と... フィルター越しに見た空が青かった

そう... 隣でつぶやいた"一緒でよかった"

Love you... 嬉しくて涙が頬をつたった

Love you... 君はそれを見て少し微笑んだ

ずっと... フィルムに残せない温もりがあった

もう...  君なしじゃ見れない景色があった

風が優しく髪をとかしたら 今日も

奇跡を信じられそう Stay Together

 

君なしじゃ見れない景色

去年のドームでも思っていたことだけど、もう丸8年SexyZoneのオタクをしてきて、セクシーのおかげで出会えた友達がたくさんいて、そういう人たちとの出会いも含めて君(Sexyもオタクも)なしじゃ見れない景色を沢山見てきたなって。SexyZoneといういとおしい名前を手放す寂しさは本当に大きくて、もちろん名前が変わろうが環境が変わろうが4人のことは大事で大切だけど、でも、Sexyの意味をずっと考えてきたからこそ、グループにある哲学的な部分も含めそこに一つカギをかけなきゃいけないのはオタクでもこんなにつらいのに、本人たちはもっともっときついんじゃないかな…

 

もちろんこれは、本人たちが次のステージへ駆けあがるためにも必要なステップだし、ポジティブな転換、ある意味このいまの逆境をチャンスに変えようとする姿勢こそ、一番彼ららしい部分ではあるんだけども、12年大事に大事に大きくしてきた看板を下ろすという事実は一番本人たちがしんどいことでもあると思う。

 

SexyZoneってアイドルが4人とも天職みたいな人たちで、4人とも音楽もアートもエンタメも大好きで、各々の興味と表現方法は違えど、いいものを創りたいっていうクリエイトへの実直さが4人をつなげてくれていると思うんだけど、(クリエイトに対する意識はマリもそうだったよね)でも、アイドルをするにはあまりにも繊細で、真面目過ぎて、情がありすぎる人たちだとも思っていて。そんな4人、いや5人にとっても、こうやってちゃんとSexyZoneとお別れする時間が必要だったのかな。カウントダウンをするように自分たちで一つ一つ区切るようにSexyZoneという名前をゆっくり風呂敷に包んでいく。風磨さんがChapterⅡどころかepisode0になっちゃうと揶揄してたけど、知名度が0にかえろうが、この2~3年くらい4人ががむしゃらにここまで個人で作り上げてきた土壌が消えるわけではないし、むしろこの数年個人活動に重きを置いてきたからこそ、グループ名が変わって新しいグループの姿勢で4人が印象づけることができたら、4人ががむしゃらに走ってきた意味があるなと思える。

 

残り少ない”SexyZone”という名前での時間を惜しみつつ、きっと次に会える時は新しいグループ名の君たちを温かく迎えられるよう、そしてまた新しく4人と「君なしじゃ見られない景色」をともに出来たらいいな。 

 

また会えるその日まで。

 
 
 
 
 
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noteの記事をすべてこっちに移管しました。アリツア初日の感想はこちらで。

 

dyhmfs.hatenablog.jp


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第6回ふまけんキャラクター大賞!開票結果(2023)

 

中島健人くん!菊池風磨くん!

ドラマデビュー15周年!

 

おめでとうございます!!!!!

イェーーーーーーーーーーイ!!!!🎉

 

2023年10月11日は、スクラップ・ティーチャー初回放送からなんと15年!

 

今年も演技の仕事でもめざましい活躍をした二人。

 

風磨くんはなんと4クール5ドラマ3主演という怒涛の仕事っぷり。櫻井君との師弟共演や、各種配信サイトでの再生数も好記録を叩き出し、文字通りの大活躍の年に。

 

健人くんは、シッコウ、おまえの罪を自白しろなど、これまでの中島健人が見せてこなかった役どころへのチャレンジのほか、トランスフォーマーという世界的作品の日本版声優を勤め上げ、多方面からの評価と、より俳優としての存在感を増した年となりました。

 

勢いの留まることを知らない二人の演技デビュー15周年を祝し、今年も”勝手に”アンケートをとり、二人がこれまで演じてきた役どころで最も支持を集める役所と、それにオタクが抱く思いの丈をぶつけていただきました。

 

果たして今年はどんな結果となるのでしょうか…?

 

前回はこちらから。

 

dyhmfs.hatenablog.jp

 

アンケート概要

回答期間:2023/10/14〜2023/11/4

回答者数:218

 

 

※映画・舞台含めた投票
※両者出演、SMAP再現ドラマは選択肢から除外

 

質問内容

Q1 あなたの担当はどなたですか?
Q2 あなたの年齢を教えてください。
Q3 中島健人くん出演作品で、一番好きな役
Q4 そのキャラ(演技)を選んだ理由を教えてください
Q5 中島健人さんがこれまで演じてきたキャラクター(声優仕事、再現ドラマ等含む)で、特別賞にしたいキャラクターはありますか?
Q6 上記であると答えた方はそのキャラクター名を教えてください。
Q7 上記であると答えた方 よろしければその理由を教えてください。
Q8 今後中島健人くんにどんなジャンルの作品に出て欲しいですか?
Q9 今後中島健人くんにどんな役を演じてほしいですか?(任意)
Q10 菊池風磨くん出演作品で、一番好きな役
Q11 そのキャラ(演技)を選んだ理由を教えてください
Q12 菊池風磨さんがこれまで演じてきたキャラクター(再現ドラマ等含む)で、特別賞にしたいキャラクターはありますか?
Q13 上記であると答えた方はそのキャラクター名を教えてください。
Q14 上記であると答えた方 よろしければその理由を教えてください。
Q15 今後菊池風磨くんにどんなジャンルの作品に出て欲しいですか?
Q16 今後菊池風磨くんにどんな役を演じて欲しいですか?(任意)

 

今年からは特別賞枠を追加。追加した背景としては、2人とも様々な場面で、過去のお仕事から今のお仕事につながることがここ最近さらに増えてきていること、キャラクターとして好きなものと、様々な意味で思い入れ深い役がファンの中でも出てきているのを昨年のアンケートで強く実感して、今回「特別賞枠」を設けました。

 

設問全16問とかなり長いアンケートにもかかわらずご回答くださった218名の方々本当にありがとうございました!では答えてくださった方々の内訳から始めていきます。

 

投票担当層

今年は健人君の主演映画の公開期とぶち当たっていたり、またアンケート自体が伸び悩んでしまい、構成が昨対比で変化。その他の票では高橋恭平担の方にもご回答いただけておりました。

 

また年齢層は20代が最も多く、次点で30代、40代が続きます。
今回はより詳細な内訳を出すべく担当別の年齢比率も出してみました。

 

 

菊池担20代へのリーチを考えると、やっぱり私のフォロワーさんって菊池担が多いのかな…といった感じがしますね。

 

ではここから全体の開票結果へと進みます。昨年同様5位からの開票となります。

 

中島健人君部門

第5位

投票数15票(NEW)

栗橋祐介 / シッコウ!!〜犬と私と執行官〜

 

今年放送のシッコウ‼より栗橋君がランクイン。製作サイドからの直々のご指名もあり、セクシーを封印し、真面目で、でもどこか抜けていてかわいらしさもある執行官室事務員を演じました。最終回の一瞬の眼鏡なし栗橋君に心奪われた人も多いのでは?
そんな栗橋君へのコメントをどうぞ。

 

 

合法的に姫ポジマドンナ健人さんが拝める大変ありがたい役柄でした……感謝 弊部署にもいてほしい栗原くん……キラキラ笑顔で(o'ω'o)チリンチリン!って送り出してほしいです…… (中島担/20代)

 

健人×内気メガネキャラ最高なので!! (松島担/20代)

 

普段はなかなか観られない、sexyとは反対にいるようなキャラクターで、それが新鮮でとてもかわいかったからです。おどおどしてたり陰キャ寄りなキャラクターももっと見たいな…てなりました!!

(松島担/20代)

 

いい意味で中島健人が消えていた。キュートな栗橋くん良かったです。(菊池担/40代)

 

やはり持ち前のキュートさとセクシーを封印した新鮮さが合わさって好きだと推す声が多かった役所。ぜひ、成長した栗橋君で番外編も見てみたいなと思いますね。

 

同率第3位

投票数16票(NEW)

新谷武雄 / ラーゲリより愛を込めて
宇田晄司 / おまえの罪を自白しろ

 

中間発表時と異なり、おま罪公開後宇田さんが怒涛の追い上げ、健人君の新しい挑戦が花開いた2役が同率3位となりました。

 

ラーゲリでは殺伐とした抑留生活のなかで、一筋の希望となるような明るい青年武雄を熱演。劇中武雄の太陽のような心や言動に何度も救われました。彼女はキレイだったのあと、ほとんど期間がない中10キロ以上の減量に、初めての丸刈りと、すべて体当たりで挑んだ役柄です。

 

いっぽうおまえの罪を自白しろでは、堤真一さんとタッグを組み、社会派な作品へ挑戦。錚々たるバイプレーヤーたちの中でも引けを取らず、姪救出のため奔走する議員秘書として勇ましく時に計算高く映る姿は、俳優中島健人としてのニューフェーズを実感しました。

 

ではそれぞれへのコメントをどうぞ。

 

★新谷武雄編

 

絶望続きの中でも己の境遇を嘆くことをせず、あのラーゲリという世界の中での唯一の希望の光だったとすら思えた彼の存在は、逆境の中でも常に輝きを失わずに愛の花束を胸に抱えてきた中島健人だからこそ嘘臭さを感じさせることなく真実味を持って演じることができたと思うから。(菊池担/30代)

 

まっすぐな男であるところが好きでした。学習の場がかなかったから知識が無かっただけで、教えるとするする学び、意欲的に取り組むその生命の塊のような貪欲さと眩しさは、未来の希望の形をしていました。そして逞しく生き自分の正義に基づいて行動する姿は健人くんを彷彿させました。(菊池担/10代)

 

ラーゲリより愛を込めて』の新谷武雄くんを選びました。作品自体、戦争を取り扱ったもので、出てくる登場人物はほぼみなさん暗い顔で、やっぱりこの時代はみんなそうだよな…と苦しい気持ちになっていたところに現れた、太陽のような彼。忘れもしません、苦しい労働の中、ようやく与えられた休憩時間に、自分の少ない食事から犬に餌をあげてニコニコ笑っていたのです。絶望し下ばかり向いていた人たち、そして映画を見ていた私にとって、一筋の光のようでした。どんなに苦しい場面でも、新谷くんが出てくるだけで心が温かくなるんです。とっても大好きです。 これまでたくさんの役をやってこられた中島さんですが、私の中でのはまり役は一生新谷武雄さんだと思います。天真爛漫に笑う彼を、大きなスクリーンで見ることができて本当に良かった。(菊池担/20代)

 

辛く苦しい状況下で、真っ直ぐに生きる新ちゃんはまさにオアシスでした。中島さん本人の持つ「愛され力」が存分に表れているキャラクターだと思います。(佐藤担/30代)

 

健人くんは彼女はキレイだったでファンになりましたが、ラーゲリは健人くんの新境地で坊主にふんどし姿とキラキラアイドル封印してもまだ魅力が溢れ出る素敵な役でした。映画も二度三度と生まれて初めて見たし、何回見ても号泣。今でもあの主題歌聴くとまた見たくなります!!(中島担/50代)

 

★宇田晄司編

 

初日を迎え、晄司のリアコになって帰ってきました。まっすぐでいて策士で正義感がありたまに怒る時に乱暴なタメ口がたまらなく好きでした…。妻となって晄司を支えたい欲が芽生えました…。たくさんスクリーンで晄司を拝みたいと思います。(中島担/30代)

 

最初は難しそうな題材だな。何回も見れないかも、と思っていたが2回、3回、4回見ていく中で晄司の強さまっすぐさは中島健人にしか演じられない役だなと実感しました。今の状況も相まって、困難に立ち向かっていく自担の姿が本当にかっこよく、大好きな作品になりました。(中島担/30代)

 

映画館で好きが止まらなくなりました笑 恋愛系でも無いのに、結婚したい……!まで思った初役柄なのでこちらを選びました。(菊池担/30代)

 

武雄に関しては他担からの熱いコメントが多く、一方宇田さんに関しては該当担からのコメントが多かったのも印象的でした。特に宇田さんに関しては、昨今彼らがおかれている状況ともどことなくリンクして重ねてしまうという声も多かったです。

 

第2位

投票数29票(前回48票/第2位)

長谷部宗介 / 彼女はキレイだった

 

前回同様2位は宗介に。当初のぶっきらぼうで、パワハラ気質の上司から、最後デレデレに愛を大切にしているところまで、様々な要素が相まって、愛されているキャラクター。思えばここでの活躍が、今の中島さんをさらに強くしているように思います。

 

では宗介へのコメントをどうぞ。

 

あー、はじめまして。たぶんわたしのこと覚えてる人なんていないと思うんですよね。でもまあ一応名乗りましょう。あの日、長谷部くんにぶん投げられた傘です。あの雨の夜、長谷部くんが投げられた傘。第6話を見直してみてください。あそこに写っているのが僕です。 本来傘というものは逆さまにはならないんですよ。悪天候の風じゃなければね。でも僕は投げられました。そう。人間に、長谷部くんに!!逆さまにされて!僕は本来濡れない場所までびっしょりなわけ!!!!!忘れもしません。 でもね、聞いてくださいよ。おかげでみれちゃいましたよ。長谷部くんがぎゅっと抱きしめる瞬間を。今思えばあれが7話のキスに繋がったってわけ。キッス!キッス!からの入籍入籍!!あの2人はガチで結婚したわけですけども、僕がいなきゃあの名シーンはうまれなかったわけ。玉ねぎさんに次ぐ功労者だと思うんですけど、どうすか? 僕をぶん投げたんだからさ、雨の日も風の日も、許しあえる二人でいてよね。愛ちゃん!長谷部くんをよろしく! 追伸。おかげさまで最終回にも出演させていただきましてありがとうございました。中島健人さんのラブシーンの際はまた僕を呼んでください!(中島担/20代)

 

初めて見た中島健人さんのドラマで、とても印象に残っています。 ドSだけど繊細で、不器用だけど好きな子にはとんでもなくデレデレなところが好きです。(菊池担/20代)

 

ドSキャラもデレデレしてる宗介を演じる健人くんの魅力に目が離せなくなり大好きなりました。私がこのドラマ曲の夏のハイドレンジアが大好きしSexyZoneにドハマリしFC入会までしました。(中島担/40代)

 

一見クールで完璧男なのに、実は抜けている所があったり愛ちゃんに一途な所とかが本人と似通ったところがあって好きです!あと単純にビジュも好みでした!(中島担/10代)

 

どことなく本人と似た気質があるのと、ツンツンからデレデレへのギャップがたまらなかったという声がやはり多かったです。そのほかでいうと、この時のビジュアルが好きという声も多かったのが印象的でした。確かにハイブラスーツの中島さんはかっこいい…

 

第1位

投票数63票(前回85票/第1位)

斑目勉 / ドロ刑 警視庁捜査三課

 

やはり強い斑目くん。いまだに第2期を望む声も多く、新規もたくさん連れてきてくれた役所。あそこまでかわいらしさフルスロットルな中島健人は今後見れるのだろうか…いまだに2018年から抜け出せない方々のコメントはこちら。

 

いわゆるジャニーズ作品から始まり、最近は社会派の作品に出演することも増えてきていますが、やっぱり愛すべき俺たちのスーパーアイドル斑目きゅんが忘れられない。1話のキャプチャをどれだけ集めたか....。日本のアマプラでも見れるようにしてくれよぉーーーーー(松島担/20代)

 

担当とかそんなもん最早関係なく、この世の老若男女全てをメロメロにするために生まれた存在と言っても過言では無い。あまりにも可愛くてずっと頭を抱えながら円盤を見ました。斑目くんに騙されて全財産を失いたい。(菊池担/30代)

 

栗橋くんが怒涛の追い上げを見せた今期でしたが、やはり何年経っても君に会いたい。もう20代最後の歳ですね。後輩や部下はできましたか。君が後輩や部下にいいところを見せようと張り切ってドジを踏むところ、先輩たちに相変わらず絞られるところ、最後の最後にはやるところ、見たいです。あの頃ケムさんを追いかけた日々が、君の何よりの糧になっていますように。(中島担/20代)

 

この役は私のsexy紀元前に出会った唯一のケンティーです。こんな可愛い俳優がいるのか!?と衝撃を受けました。sexy紀元後斑目くんがケンティーだったことに気づき、録画を残していた過去の自分に感謝しました。(佐藤担/10代)

 

担当関係なくそして5年という長い期間の間多くの人を虜にしているという事実。間違いなく中島健人の代表作の1つですよね。あの年のあの時期の健人くんだからこそできた役所でもあると思うので、様々なところで長く見られ続けてほしいと思います。

 

では次は新設部門の特別賞です。

特別賞

投票数44票

ノア/トランスフォーマービースト覚醒

 

もはやノアをどうしても出したかったから新設したようなものなのですが…(笑)
世界中で有名なハリウッド作品に健人さんが関われたという事実は、他担でも本当にうれしくて、エンドロールに日本版主題歌「SexyZone」と中島健人の文字を見た瞬間に号泣したのを覚えています。

 

TF界隈の皆さんも健人くんを温かく迎え入れてきてくれましたし、声の演技の評価の高さも感じることができました。

 

そんなノアへのコメントはこちら。

 

一般に声優業意外のタレントが声優を務めるのは作品ファンにとって忌避されるものですが、その状況を覆した健人くんの演技力!!トランスフォーマーファンの皆さんにも好評いただき、さらにセクラバとTFファンの架け橋にもなったので、健人くんには愛と平和賞を叙勲したいです(中島担/50代)

 

原作ファン固定ファンの多いハリウッド映画吹替ということで、映画を観る前は大丈夫かな…と多少緊張していました。でも観た後は、え、演技上手いのは分かってたけど、ケンティーこんなに吹替上手いの?声だけでもセクシーなの?と度肝を抜かれました。今後中島健人さんの歴史を振り返る際には欠かせないターニングポイントになると思います。(菊池担/40代)

 

パッと予告を見た時の印象、俳優さんと健人くんのお顔立ちの系統が違違すぎて、この顔から健人くんの声がすることが想像できなかったんですが、観に行ったらどんどん口元が健人くんに見えるというか、とにかく俳優さんと一体化して、『声優の中島健人』になっていたのがすごいと思いました。宮野真守さんに声の出し方を教わっていたし、声優作品も楽しみにしています。(菊池担/20代)

 

正直聞く人が聞けば健人さんの声だというのはわかるけれども、初挑戦なのに単純にめちゃくちゃうまかったと思う。絶叫するシーンとか特に。あと作品愛がすごく強かったことがTFファンにも理解され、界隈の好意的な交流に繋がっていたのが、中島健人にしかできないことだと思った。(松島担/20代)

 

技術的なうまさ、作品への熱…様々要素が相まって、TF界隈の方々もこれを機にSexyZoneに興味を持ってくださったり、SexyZoneのファンも、ノアとミラージュの関係性に惹かれ、ミラージュのアクスタを手に入れるべく一番くじを回しまくるというポジティブな交流も生まれました。

 

ぜひノアが次の作品でも続投されるのであれば…健人くんもファミリーとして続投させていただけることを祈るばかりです。

 

中島健人部門投票内訳

全体票数

順位 全体 票数
1 斑目 63
2 長谷部宗介 29
3 新谷武雄 16
3 宇田晄司 16
5 栗橋祐介 15
6 和賀英良 13
7 鶴木尚 10
7 黒崎晴人 10
9 朝倉晴人 8
9 八軒勇吾 8
11 小川彰 5
11 桐木司 5
13 本間快 4
14 児玉賢太郎 3
14 林田浩二 3
16 篠宮守 2
16 石ノ森章太郎 2
16 坂上拓実 2
16 美濃部健人 2
20 岡部巧 1
20 JOHNNYS' World(2015-2016) 1

 

今年は本当に新しく演じた役が多くランクインし、
健人君の表現の幅の広さを実感する結果となりました。

 

下記が年代別・担当別の順位です。

年代別

 

※50代は票数の関係で割愛

 

今年は前年代で斑目くんが1位という状況。30代では今回惜しくも2票差で6位となった和賀さんが3位になっております。

当別


当別でも今回は斑目くんが1位。面白い事例としては佐藤担部門で八軒が2位に!松島担の票でも栗橋くんが2位など担当によって好みが分かれる形ですね。

 

今後演じてほしいジャンル

 

ここ何年か同様、幅広い作品に出ているからこそ、健人くんの場合は今後演じてほしいジャンルが多岐にわたります。その中でも多いのがサスペンス!私も和賀さんのような影のある役をまた演じてほしなと思います。

 

役とは少し違くて申し訳ないですが。主演でも2番手でもいいですが、クドカンの作品でバチバチにいじられながらもいい味出してほしい思いがあります(松島担/20代)

 

そろそろ白衣を着せたいんですよ。監察医になってください。(中島担/20代)

 

映画について知りたいこと、ガンアクションやフィジカルアクションに挑戦されていたので、アクション映画に出演して動くだけでもセクシーな姿を観たいです!(中島担/20代)

 

光源氏などの時代物。木原敏江先生の漫画の主人公(鬼の役、絶対に合う)菊池さんとバディ組んでドラマをやって欲しい(佐藤担/50代)

 

では続いて菊池風磨部門です!

 

菊池風磨部門

 

第5位

投票数18票(前回66票/第2位)

夏川慎吾 / ファイトソング

 

前回2位の慎吾が5位に。いやシンプルに慎吾は2022年の話なのになんだかすごい前のように感じてしまう…初恋の人にまっすぐで、仕事にも真面目で、なのになかなか報われなくて…花枝に告白するシーンは涙なしにはみられませんでした。

 

では慎吾へのコメントがこちら。

 

一見チャラいのに一途な幼馴染み…あまりにぴったり過ぎて、慎吾ちゃんと過ごした“ない記憶”が次々に呼び起こされました。慎吾&凛編をいつまでも待っています。(佐藤担/30代)

 

主人公の女の子を誰よりも大切に思っているのに報われないキャラクターにキュンキュンしました。チャラく不真面に装いながら本来の優しさ真面目さが隠しきれない役どころが風磨くんの雰囲気にも相まって素敵でした。(菊池担/10代)

 

選べないっ!!(許せないっ!の音で) ですが、本当に本当に強いていえば、やはりオレンジ髪の慎吾ちゃん、底抜けに明るいのに中身は色々切なさも詰まってる慎吾ちゃん。大好き。(菊池担/20代)

 

慎吾と凛のスピンオフいつまでもまってます!

 

第4位

投票数19票(NEW)/

貴志ルオト /ギバーテイカ

 

美しい殺人鬼を演じたギバーテイカー…背筋がゾクゾクするような笑みと、悪気ではなく純粋に殺人からの喜びを感じてしまっている描写…そして耳に残る「よくできました」の声…原作のルオトはより幼い役どころですが、原作の人々を惑わせるような魅力そのままに、風磨くんなりのルオトがそこに…そんなルオトへの言葉がこちら。

 

 

良心の欠如とその救われなさに気付きながら、心に湧き上がる欲望を抑制できないまま行動する子供のような無邪気さと邪悪さに泣きたくなりました。風磨くんが共感できるところがなかった、と言うほど真逆な性質をもつ彼のおそらく一番の相違点は「愛情を受けたこと」の有無だったと思います。 真っ白な肌に細い手首の天使のような風貌で、子供のもつ加虐性が肥大化した、欲望に忠実な彼は、まさに子供の心が愛情を受けないまま成長できず、体だけ大きくなってしまったまっすぐで歪んだ子供だったと思います。 そんな無邪気で非人道的な常軌を逸した難しいアンバランスな役を、風磨くんは見事に演じきっていて、感動しました。温度のない顔や人を惹き込む魅力的な笑顔にぞくっとさせられっぱなしでした。ルオトくんが樹先生と向かい合って、頬を紅潮させながら煽るルオトくんの声のトーン、テンポ、顔、全てが我が推しながら憎らしくて苦しくて泣きたくなるほどの演技でした。 そして特に、一番最後、どうしようもできないしどうするつもりもない、としながらぽろっと目から落ちた涙は、一等美しくて、胸がどうしようもなく締め付けられました。 真っ白な服を着て、透けそうなほど白い肌と折れそうな手首をした、ふんわりしたパーマをゆらす風磨くんのあの可愛らしい容貌やゆったりと歌うような口調から紡がれる幼い言動と、人の命を弄ぶ残忍性や残虐性のギャップに、天災のような、神のような、天使のような、人間を超越した存在のような感覚を覚えました。 風磨くん演じるルオトくんの瞬きしたら消えそうな儚い姿はずっと強烈に心臓の裏に焼き付いています。(菊池担/10代)

 

当時は寝ても覚めてもルオトのことが頭から離れなくておかしくなりそうでした。天使のような美少年、本当にありがとう。(中島担/20代)

 

大好きなふうまくんなのに、見た目は確かにふうまくんなのに、ルオトのあの瞳がこっちを見るたびにじっとりとした恐怖が身体にまとわりついて、テレビから距離を取らないと何もかも呑み込まれてしまいそうでした。真っ白で子どものような純粋さと大人の計算高さと先生への色んなものが混ざった気持ち、あんなに表現できるなんて、想像を遙か超えた彼の実力に脱帽しかなく。屋上で対峙するシーンでは楽しそうにはしゃぐ姿から思い通りにならないとわかった瞬間突然急降下して零度になっていくその変化に背筋が震えました。この役をもっとたくさんの人に見て欲しい...。普段カラッと太陽みたいに笑うふうまくんですが、この冷たい湿度を纏った美しさがあまりにも似合いすぎていました。(菊池担/30代)

 

風磨くんここまでできたのか…!とファンからも絶賛の声があがるのはハムレット以来だなと感じています。役柄的に本人と近しいものが多いですが、また傾国の美しい殺人鬼を見てみたいですね…

 

第3位

投票数22票(NEW)

青鬼・耕一  / 大病院占拠

 

風磨くんが最も慕う先輩(自担)こと櫻井翔くんとの師弟共演!まさかドラマ放送当時は3番手にしてシークレットキャストという役所でしたが、ファンによるボイチェン解除と歩き方と口元で放送前にバレてしまうハプニングも。

ただ、悲しみを背負い、復讐のために人を捨て鬼となったバックグラウンドや憎しみや苦しさをにじませた演技、頭のキレるリーダー格というこれまで演じたことのない役柄で、見事3位に輝きました。

 

風磨くんが怪しげに笑うところ、激昂するところ、泣くところ、アクションするところ、銃持ってあばれて愉快に笑うところ等々、「見てぇ〜」と思うシーンを青鬼さんはじゃんじゃん見せてくれて、私にとって全シーンファンサでした。 そして、私とは離れた地に住む母もドラマを見ており、毎週リアクションを送ってくれて我が家のコミュニケーションのきっかけとして大変役に立ってくれた作品として大好きです。(松島担/20代)

 

いやーーーー今年は本当に迷った。なんせ一気に役が増えた。しかもジャンルやキャラ設定は全然違うのにどれもけっこう好みだったから。 でもついに万年ハムレットに囚われてた私ですが、ついに、それを越える役に出会ったかもしれません。青鬼です。ハムレットが好きなのでやはり何か背負ってる菊池風磨が刺さる。あともともと風磨くんの頭の良いところが好きなので、冷静で頭のいい鬼のリーダーとてもかっこよく演じていたな〜と思いました。ハムレットにはなかった余裕がありました。でも妹のことになると綺麗な涙をながしながら冷静でいられない姿もまた良かったです。あとムキムキな姿があんまり得意ではないため、常に重装備なのも好きでした。片手で銃を構える姿も最高に良かったです。もちろん最終回のSIS隊員の衣装も細い腰がよくわかるものでテレビの前で拍手でした。 陽キャ、卍の印象が強いためかコメディー要素の強い役が求められがちですが、冷静沈着な頭のキレる役だってスマートにこなす風磨くんがまた一層好きになりました。(菊池担/30代)

 

よくガン◯ムには乗るなと言われる菊池さんですが、これはまさに乗りそうなタイプの菊池さんだったと思います……生きてて良かった(中島担/20代)

 

ギバーテイカーと同時期でしたが麗しく影のある風磨さんを1クール丸々堪能できたとてもご褒美みたいな時期だったなと今でも思います。

第2位

投票数32票(前回71票/第1位)

深町翔平 / 時をかける少女

 

何年経とうとみんなの恋をもって行って離さない翔平。今年は日テレへの出演もあり、Tverでも配信されたことから改めて見直した方も多かったのでは?中には最新のドラマを見て風磨くんが気になっていたドラマ垢の方々の感想を見かけることもあり、文字通り時をかけて私たちの恋心を持っていきました。

 

翔平へのラブレターがこちら。

 

翔平落ち風磨担なので、指が勝手に選んでいました。ここ数年でドドンと出演作が増えて、思い入れも思い出もたっっくさん増えて、大好きで大切な役にも数多く出会ってるんですけど、それでも色褪せない思い出としてずっとずっと心の大切なものいれの上の方に丁寧にしまってあるんです。これまでも、きっとこれからも、毎年夏が来ると翔平を思い出して、未羽に恋した翔平に、毎年毎年懲りずにまた私も恋をするんです。 しかも今年は、ゼイチョー記念で秋にTVerで翔平に会えて、リアルタイムで1話1話追ってたあの夏を鮮明に思い出して、いろいろな意味で苦しくなりました。 当時中学生、クラスの男には目もくれずに真剣に翔平との未来を考えて苦しくなってたあの頃の私へ、7年経っても何も変わってないよ。(菊池担/20代)

 

何年も翔平のことを引きずってます 毎年夏になると翔平に会いに理科準備室に行っていました 私の青春です(菊池担/20代)

 

菊池風磨と共に送った高校生活を疑似体験できる(佐藤担/10代)

 

もう7年前かと思うと本当に感慨深いです。

 

第1位

投票数61票(NEW)

夏目匠 / ウソ婚

 

風磨くんがこれまで出てきた作品の中で、一番ヒットした作品なのではないでしょうか?23時ドラマにも関わらずみんなが匠と八重の恋路を見守る実況ツイートが止まらない…!また何より、この作品を通して椎名林檎嬢とセクシーのコラボが誕生。セクシーの新しい道を切り開いてくれた作品にもなりました。

 

本音と建前初解禁を潰しかけ「風磨黙って」が危うくトレンド入りしかけたあの絶叫、あの瞬間に"菊池風磨にしかできない王子様像"がこの世に確立されたと思う。ワガヘヤ哲郎・書けないッ仙川・イタイケ将希・もっ超怜人という数々の(微妙に違う)情けない男を演じてきた経験と、時かけ翔平・ファイトソング慎吾・よく食べ蒼太のラインが絶妙に絡み合った名演技。(中島担/20代)

 

ウソ婚はドラマ自体もよく作り込まれていて良質な作品でしたが、なにより夏目匠がファンが(私が?)思う菊池風磨そのもののキャラクターだったことが本当に最高でした。たっくんはめちゃくちゃかっこいいけど、それは本人のこれまでの膨大な努力で作り上げたもの。クールな言動の裏に果てしない努力、他人事を自分事として考えられる優しさといったアイドル菊池風磨くんの素晴らしいところがすべてたっくんに投影されていました。これから風磨くんが気になる…という人にはすぐウソ婚を見せようと思います。(菊池担/40代)

 

圧倒的に匠。誰が何と言おうと匠。匠=菊池風磨だし、菊池風磨=匠だし。このタイミングでこの時間帯の主演が回ってきて、しかも脚本もめちゃくちゃ面白くて、演出も丁寧で、こんなに最高な役ができるなんて運命でしかないと思う。ウソ婚という作品が好きだし、夏目匠が大好きだよ。(松島担/20代)

 

コメディ演技の部分についてはいわゆるパプリックイメージの「菊池風磨」だったけれど、お茶の間に愛される存在になった今だからこそそれが見ている人を喜ばせることができたと思うし、その反面優しすぎたり繊細だったりする部分や、最後には大切なものを守る為に身を引いてしまうところについては、オタクがよく知る「菊池風磨」の目の離せないところがこれもかというほどに詰まっていて、役柄と本人との魅力が見事にマッチした今後も代表作と言えるものになったと思うから。(菊池担/30代)

 

匠は確かにやばい奴なのですが、それ以上に自己研鑽を怠らず仕事にひたむきで、人を大切にできる部分が風磨くんの本来持つものと合わさり心をつかんだのだと思います。

 

特別賞

投票数20票

ハムレット / HAMLET ―ハムレット

 

風磨くんが躍進すればするほど、この役とは切り離せないのだと思います。ここで培った経験やここで得た評価がつながっていまの風磨くんを作っている…今年は影のある役も多く、演じる際の引き出しとしてもハムレットでの学びが生かされていたこともあり、よりハムレットを思い出した方もいたのでは。

 

ハムレットハムレットか…その頃風磨くんのお仕事少なめだったので、ファン向けの舞台で事務所がお仕事作ってくれたのかな…それにしてもなぜそんな難しそうな題材を…?と思ってしまった私をぶん殴りたい。。 ほんとうに素晴らしかった…アイドル仕事だなんてとんでもない、素晴らしい舞台だった。絶対映像で残して欲しかったしまだ諦めでません。(菊池担/40代)

 

当方、歯科医師ですが、矯正中に4時間ストレートプレイであの公演数を重ねると発表された時、さすがにその期間は外すだろう。もし付けたままやるなら彼はイカれてると思っていました。その後本番を迎え、私は運良く間近で風磨くんを見ることができたので、口腔内を注意深く見ていたところ、なんと普通に付いていました。あの声量、あの滑舌が出せるのはなんかもうよくわかりません。 加えて、当方、少しだけ舞台の演者の方も経験があるため声の出し方なども少し分かりますが、普通の声ではなく初公演から役作りのために掠れ声というか喉を閉めて発声していたので、あの発声方法なら吐血しながらやるのも理解できます。それでもやりきった菊池風磨はもうやばいしか言えないし、お化けだと思うし、特別賞に相応しいと思います。(菊池担/20代)

 

実際に観劇はしていないので投票して良いのか分からないのですが、観劇された方々が総じて風磨くんのハムレット殿下の解釈が知的で繊細で素敵だったとお話されていたので、難しくも繊細な作品に関わる風磨くんを何かの作品またはハムレットで見てみたいと思いました。(佐藤担/30代)

 

再演は風磨くんの歌声に並々ならぬ負担がかかるので口が裂けても言えないのですが、本当にどこかで映像化されることを祈りたいです…

 

菊池風磨部門投票内訳

全体票数

順位 全体 集計
1 夏目匠 61
2 深町翔平 32
3 青鬼・耕一 22
4 貴志ルオト 19
5 夏川慎吾 18
6 ハムレット 17
7 鍵山哲郎 11
8 染谷広海 9
9 仙川俊也 5
10 本宮蒼太 4
10 饗庭蒼一郎 4
12 八尋カズキ 3
12 朝井怜人 3
14 葛木隆一 2
14 飯塚将希 2
14 九朔満大 2
14 PLAYZONE FINAL 1986-2008〜SHOW TIME Hit Series〜 Change (2008) 2
18 武原金造 1
18 フウマ 1

 

 

年代別

 

 

匠は20代~40代で1位、一方翔平は10代、20代の支持が厚いという結果に。40代3位で哲郎がランクインするのは可愛いく映るからでしょうか?

 

当別

当別では菊池担、佐藤担、松島担で匠が1位を取る中で、中島担は翔平とルオトに割れる結果に。また想像以上に松島担に青鬼が刺さっているのも面白いポイントです。

 

今後演じてほしいジャンル

 

昨年は他を圧倒するほどにラブストーリーの票率が高かった風磨くんですが、よく食べ、ウソ婚と恋愛ものが続いたこともあり大幅減少、その点、本人の良さが出るとの声が多いサスペンス物への出演を望む声が多くなった結果になりました。

 

「酒と恋には酔って然るべき」の今泉くんを演じて欲しいです!コメディ要素なしで!(菊池担/20代)

 

ギバーテイカーのルオトがすごくゾクゾクする感じでめちゃくちゃ良かったので、サスペンス系の作品で犯人だったり、過去を背負ったダークヒーローのような役が回ってくるといいなと思う。(松島担/20代)

 

ガンアクションをする菊池さんを見たいという思いがあります。できたら今度は捕まらない役で…!(佐藤担/30代)

 

パブイメの当て書きみたいな役より、ハムレットや耕一やフウマみたいに何か業を背負った重たい役たくさんやってほしい。(中島担/20代)

 

みんな菊池さんに業を背負わせたがりなんだがら…私はインファナルアフェアをふまけんでやってもらうのまだあきらめてませんので…

 

総評・あとがき

今回で第6回目、2018年の開催から5年目を迎えた本アンケート。途中アンケートにアンチコメントをぶち込まれるなどありましたが、無事集計を終えることができました。ご紹介しきれなかったアンケートの回答に関しましては昨年同様番外編を予定しておりますので、そこでご紹介させていただきます。

 

このアンケートを続けているのは、二人が演技というフィールドで活躍し続けてくれていることで、グループにいい効果が生まれている感謝と尊敬の気持ちも込めていますし、演技仕事が途切れないようにという私の身勝手な願掛けの意味もあります。たしかに松島担の自分がなぜ集計しているのかという疑問もあるかもしれませんが、今後もぜひお付き合いいただけますと幸いです。

 

早速1月期に健人くんの新ドラマ、そして、海外ドラマのコンコルディアの配信がスタートします。来年もさまざまな2人に会えることを祈って締めの挨拶させていただきます。

 

本年もお付き合いいただきありがとうございました!