You are the angel. ForeverーSEXYZONE LIVE TOUR 2023 CapterⅡ in DOME備忘録ー

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コンサートが終わって喪失感と愛おしさと様々な思いが心を包むのは、初めての経験かも知れない。

 

12年間愛おしく育ててきた名前とついにお別れしなければならない、そんな季節が訪れてしまった。

 

夏にこのドームツアーが発表された時は、ただ進化し続ける彼らが眩しくて嬉しくて前向きな気持ちしかなかった筈なのに。10月に改名が発表され、これが最後がどんどん増えていって。早く初日が来てほしいはずなのに、どこかその日が来て欲しくないと、わがままな気持ちが芽生えてしまっていた。

 

私は仲良しのオタクと現場前よく口にする言葉がある。

 

「はじまったら終わっちゃうからはじまって欲しくない」

 

本心でもあるし、一種の言葉の綾でもあったのだが、この言葉を口に出すのが寂しくなるくらい、12月2日を迎えるのが怖かった。

 

でも幕が開けて、そんな気持ちは吹き飛ばされるくらい、今回のドームツアーは凄かった。これまでも語り継ぎたいSexyZoneのコンサートはたくさんあったけれど、今回は眩しくて楽しくて愛おしくて、そんな気持ちをまるでSexyZoneと共有できるコンサートだったから。多分これからさき、熱に浮かされたようにまた思い出してしまうんだと思う。

 

前段をとてもポエティックに語ってしまったが、兎にも角にも本当に楽しかった今回のドームツアー、決して忘れたくないこの愛おしき想い出を一つずつ残していこうと思う。

 

※歌詞の解釈や曲の並びて唸っている部分は私個人の勝手な解釈です※

 

 

①オープニング

今回のオープニング映像は、アリーナツアーと地続きな形。変わらず何かに追われている彼らだけど、少しシチュエーションが異なっていて、集まった4人が、屋上から日の出を見つめているのがとても良かった。

アリーナのコンサートはセトリの構成的にも、綺麗な朝日をみるため、4人で寂しい夜が明けるのを待っている感じがしていOP映像で朝が明けた時点で、アリーナとはまた違う軸にいるのだと思うことができた。あとは本当にアリーナから引き続き四者四様に、映像設定が良すぎる…無邪気に敵をぶっ倒す佐藤勝利に、アーティスティックな世界に溺れている松島聡、女を侍らす菊池風磨に、マフィアと攻防を繰り広げる中島健人…まあこんな設定もSexyZoneの顔が良すぎるから成せる技…

 

②人生遊戯〜RIGHT NEXT TO YOU

 

そんなコンセプチュアルな映像の最後は、日替わりでメンバーがボトルのキャップを飛ばし、そのキャップがメインモニターから花道に仕込まれたモニターに散らばり徐々に中央のステージへ。センステの機構が上昇し、ステージ壁面に仕込まれたモニターに先ほどのキャップが集結。そしてスポットが照らされ4人の姿が。アリーナから引き続き派手な黒と白と黄色のチェック衣装を見に纏い、流れ出すのは、最新シングル「人生遊戯」のイントロ。

 

いやー一発目が人生遊戯なの痺れません?高らかに風磨さんのラップから始まるんですけど、本人作詞のリリックがもう…もう…

What did you expect?
What do you want from me?
笑っていられんのは今のうち
こちとらまだまだ縦横無尽に
引き返す気ない一本道
減らず口叩いた Haters 無視 まだいた?
まぁ大胆かつ繊細にいざ参らん♪

このツアーSexyZone名義としては最後のツアーとなる中で、「こちとらまだまだ縦横無尽に 引き返す気ない一本道と高らかに宣言できる強さよ…メロディ的にも一発目からぶっ放せるし、お祭りにしたいと話していた本人たちの心意気も感じる最高の1曲目だった。あと最初から照明の景気が良すぎるのと、あの派手だけど意味わかんない柄の衣装が人生遊戯の衣装とバチハマりしていてド肝抜かれてしまった。アリーナから着ているOP衣装なのに、ここまで人生遊戯とハマるもん?という気持ちに…

 

高らかに開幕宣言した後に始まるのは「Try This One More Time」 人生遊戯からの歌詞の並びが良すぎて頭抱えた。引き返す気のない一本道(人生遊戯)で、「ネガティブなら蹴り飛ばす」「Get Up stand up 更に上目指す 気にする暇ない少しの怪我」とか、「仲間と超え続ける限界 傷だらけでも探す正解」と言える強さを持ったSexyZoneが私は好きですぅ…(号泣)

 

意志の強い2曲の後にぶつけるのは「麒麟の子」昨年のアリツアでファニーに表現していた曲だけど前の2曲に合わせるとこの歌が本来持つ強さと気高さを改めて感じることができる。マリのパートを担う松島くんもかっこよかったし、この曲自体、19年の秋発売で、コロナの影響もあって、コンサートでちゃんとした演出で一曲丸々みることはできてなかったので(SZ10THはメドレーだったし)ちゃんと踊る麒麟の子が見れたのも嬉しかったな。
何よりも、ここで麒麟の子を歌う意味をものすごい考える。19年のあの時、グループとしてもどこかまだジレンマがあってしんどかった時期に、オタクも本人たちもこの曲の意志の強さに救われていた部分ってあると思っていて。だからこそ、この曲に何か伝えたいこと込めてんじゃねえの?と考えてしまう部分がある。

 

聞き分け良い子が誰にとって 都合がいいのか

飼い慣らされていた麒麟が 高い柵を飛び越えた

 

今のこの事務所の状況下の中で、SexyZoneってもちろん大人たちにきちんと意見を述べてきた一方で大人たちの期待に答えるために一生懸命に進んできた過去もあって。それを「飼い慣らされていた」と表現するのはかなり強い口調ではあるけど、改名も自分たちで納得して決めた今、名前という高い柵を飛び越えて突き進んでいく意思表示に思えたんだよね…

 

尖れば尖るほど突き刺さる

その痛みを 強さに変えて

 

昨今の状況下の中で大きな影響を受けたうちのグループだし、それ以上にこれまでもたくさん苦難があったグループだけどその“痛み“さえも強さに変えていく。その心意気を全身で浴びて実は初日に1番最初に泣きそうになったポイントである(多分そんなん考えてるのわたしだけ)

 

メッセージ性の強い3曲のあとは、もはやライブ定番曲になりつつある「Freak  your body」そしてまさかのフルバージョン。ここは正味移動している松島先生を見るので必死だったんですけど、「ほら僕だけに今見せてよ」って歌いながら腹筋をペローンとみせるの、あの本当に、松島先生やめてもらっていいすか!?自分、命がいくつあっても持たないんで!?あと二番パートは比較的外周でフリーで踊り狂う松島先生も良かった。サラストの時は前髪で目が隠れてるんですけど、それもなんかもう実に妖艶で…双眼鏡を覗きながらこっちが照れてしまった。

 

バクステからFybしながらメンステに移動した4人、けたたましい爆発音と共に始まるのは「BUMP」いやこんなしょっぱなから飛ばしまくります!?アリツアでもかなり炎の特効を使用していたけど、ドーム規模は景気良く花火もたくさんブチ上げて本当に最高だったし、「Show me what you want 脱ぎ捨てて」で華麗な腹筋をみせつけるふまそう...あとアリツア入ってるであろう感じのオタクが歌詞に合わせてペンラを振る速度変えてるのとか、ラスサビ前の「Bump!!!」のところでダンサーさんの振りに合わせてるのとかがなんかよかった👊

 

で、BUMPでこのOP終わりかな?と思ったらまさかのダメ押しの「RIGHT NEXT TO YOU」この5曲重ねてここからライネクできる体力がやばすぎる。正気じゃないwww あと、ライネクはなんと言ってもレーザーが本当にやばくて本人たちより照明見てたかもしれない(え?)天井まで目一杯使って演出してるから、天井入った時も「すげぇーーーー!」って声がそこかしこで聞こえた。24日は母を初めて連れて行ったんだけど、その時もライネクの照明はすごい見惚れてた。どんどんレーザーの使い方が変態的になっていく菊池P、ドーム2回目で完全に空間の使い方をモノにしてて底知れねえと思った。

 

③映像・君にHITOMEBORE・スキすぎて

アリツアに引き続きガンバレルーヤが出演、あとアリツアは声のみだった忍ちゃんも今度は本人登場。映像は全部で3パターンあったけど、でも1番腹抱えて笑ったのは聡とまひるの恩返し...円盤には3つとも収録されると信じてる...

 

ボーイの衣装に着替えてこいとルーヤと忍に言われてキャバ衣装からボーイに着替えて出てきてはじまるのは「君にHITOMEBORE」、ここにきてちゃんと本家本元(?)忠実に君米やるとは思わんやん!??(まあ黒服物語だし本家本元だよね)そして白シャツベスト細身のスラックスというシンプルな格好でも抜群に映えるセクシーってほんとにすごい...

 

あと...松島担が他担さんに声を大にして言いたいのが、「最初で最後の恋」のパートが今松島くんで、そこでね、アリツアからついているダンサーのSOくん(IG:@so_tumn)とサビまでペアダンスなんですけど、松島くんの背後から妖艶な感じで手を這わせて恋人繋ぎする瞬間!!ねえ!!ほんとに!!けしからん同い年コンビのダブルSO...そもそもアリツアのときからSOくんにメロメロなのに、初日ショートカットの女装ダンサーがSOくんだと気づいて、(最初はふみやくんだと思ってた)松島くんとペアダンスし始めて発狂してしまった...あと松島くんがSOくんの腰に当ててる手、手、手なのよ...ほんとにほんとに凄かったのでわたしの脳のHDDを他担の脳にぶち込みたい。女装ダンサーでいっちゃん艶かしくていっちゃん可愛いSOくんと松島くんの組み合わせの話だけで一年くらい語れそうなのであのまじてSOくんは来年もツアーついてください🙇 

 

そのままめちゃめちゃになったままはじまるのは問題作「スキすぎて-コールver-」まじて初日笑いすぎて腰抜かしたけど2日目から普通にコールしてたし大阪初日はもう完璧だった。しかもドキドキとかバクバクとかちゃんと原曲にある単語も使ってるし、もう単純に飲み会コールとして流行って欲しいよスキすぎて...あと大阪2日目から急に「俺にチューせよ」とか言い出した菊池風磨さんあまりにも罪作りなのでやめましょうね(いややめないで)

 

④My World・ROSSO

今回のドーム1つだけ、んーとなった部分があるとしたら、ルーヤと忍との映像が終わったあと、My Worldの入りがぶつ切りになっちゃうとこだなあ...アリツアは映像後が勝利で忍ちゃんの「勝利さんご指名入りましたー」があったけど今回はぬるーっと映像が終わるのでもったいなく感じてしまった。

 

でもあのお笑い空気の中から一気に自分の世界に持ってこれる菊池風磨はすごいよ...あとMy Worldをずっと歌い続けられるタフさとただ歩くだけでも視線を奪っていくカリスマ感...2番で縦花歩いている時、周りから「うわぁ....」とか「はぁ...」とか色気に当てられて声が漏れ出てて、すごいと感じたし個人的には大阪初日のMy Worldが、いちばん女1人抱いてきたくらいの色気と気怠さがあって、一緒に入ってた松島担と「色気..」って思わず声が出ちゃった。いつか制作秘話教えて欲しい。

 

そしてフォトブックで中島さんから予告されていたふまけんポイントはこのMy WorldからROSSOへの転換で行われる。My WorldのあとROSSOの映像が流れるからそのままROSSOに入ると思うじゃん!?!?まさか王座にワイングラス片手で優雅に腰掛ける中島健人のとなりにロックグラスもった菊池風磨がさ!?立っててさ!?初日にあまりにも状況が把握できなくて叫ぶことしかできなかった。どちらがやろうと言い出したか知らんがあまりにも罪作りなシンメだし、オーラスは健人さんが立って乾杯してて、風磨さんがちょっと嬉しそうに笑ってた(冗談抜きで本当に)

 

ROSSOは圧倒的にドームVerが好き!サビ後の新しいダンスのアレンジも良かったし、なんと言っても思春期引きずってるオタクだから王座に腰掛けて手袋を噛んで外すなんてえっちな演出大好物ですからね。ほんとに。あと黒髪より茶髪サラストの方が個人的にはROSSOにハマってる気がする。あとドームの方がステンドグラスの背景が大きく出るからより空間的にも艶やかになるからそれもなんか合わさって、アリーナより断然よく見えた。あと、調教されたオタクたちちゃんとティのルージュタイムを邪魔しないように沈黙を作るの最高すぎる。ティがルージュ拭ってフォー!って言うまでがROSSOだもんな(?)そのあと𝓚𝓮𝓷𝓽𝔂(ROSSOのときはあえてこう表記したい)不敵な笑み浮かべると「ハァン」って声が漏れるのも良い。文字通り5万5000人抱いてたよ。

 

⑥THE FINEST 〜ぎゅっと

ROSSOが終わってからの勝利ソロダンス→聡ソロダンス→しょりそうペアダンス→風磨ソロ→健人ソロ→4人でダンスの流れがマージでスキ。あの松島くんのソロダンスの振り付けが好みすぎて、福岡初日と大阪初日であそこのソロダンスが正面で見れる位置に入ってどっちも松島担とあまりのかっこよさに支え合いながら見た。あとアリーナと同じく花道のパネルを使いながら空間を彩るダンスしてるのめちゃめちゃいい。天井から見る醍醐味をちゃんと作れるセクシーすごいなと思ったし、アリーナクラスでもすごかったけど、天高なドームクラスの方がより生きる演出かもしれない。

 

4人が四方に散らばったままはじまるのは「THE FINEST」ファイネはマジで薔薇に模した落下物降らせようって言い出した人に金一封送りたい。吹き出してから舞い落ちるまでの速度が絶妙すぎる。双眼鏡覗いてると薔薇が舞い散る中で歌い踊る4人がとんでもなく良いんですよ。あとさサビ前に床のパネルにスタンドマイクが浮かび上がってスナップしたら出てくるあの演出も良かった!全公演見てたけどだれもスタンド取り逃がしも無かったのもすごかったね。天井から見てた人たち結構「おぉ〜」って言ってた。この細かなアレンジをドーム2年目で随所に入れられるのはアリーナで10年培った経験故にだよなあ...

 

そしてアリツアではセトリ落ちした「ECSTASY LUV」演出はアリーナの「Take A New Step」を彷彿とさせるんだけど、これもドームの方が天高な分、機構の特性を活かせてるような気がした。あとエクラブはこれまた松島さんがずるいんですよ。サビの「離さない今夜は」でこれまた腹筋ペロンするんですよ、松島さん。後シンプルに「Breathe in, breathe out 重なる吐息」の松島くんの歌い方が好きすぎる。というかまた松島さんドームで歌上手くなっててほんとにメロが止まらない助けて...タスケテ...

 

艶やかなムードが一変して「LET'S MUSIC」ダンサーがミラーボールマンになってたのすごい良かったよねーーーー!あとレツミュちゃんと踊るのだーいすき。RTT先輩がこの度ご勇退されたので、RTT先輩の後を継いでライブ定番曲に育っていくんだよ。

 

再会の合図」はシンプルに風磨さんのリズムキープが鬼すぎてすげえ〜と思いながら見てた。アリツアの時からよほどのことがないとリズム乱れないのすごいよね。あと松島くんもここにきてラップが乱れにくくなったのすごいなあ〜と思った。でもアリツアでやってたふまけんタイムが今回無くなってしまったのが地味に寂しい。(初日はやってた気がするけど、福岡2日目以降は見てない気がする)

 

ぎゅっと」はねえ、正直、松島くんが近くに来る時以外、本人たちあんまりに見ずに、アリーナ席にいた時はずっとダンサーのSOくんばっかりみてた!ほんとごめん!しかも大阪初日でがっつりSOくんからファンサもらってオタクまじで崩れ落ちました!(同行に爆笑された)

 

⑦MC

MCに関しては各回様子がおかしくて最高でした。でも私が1番好きなMCはやっぱり下品なオタクなので大阪2日目の毛の話から健人くんが風磨くんの太ももに触れた瞬間でした。

 

⑧せめて夢の中でだけは君を抱きしめ眠りたい・Cream

いやまさかこのご時世に、第一興商(DAM)が、ライブの一曲のためだけに、協力してくれたの本当にすごくない?すげえ個人的トラウマでJOYしか使えなかったアレがあったんだけど、なんか全部許した(?)あと、フォロワーと福岡の時に話してたんだけど、せめ夢って結構難しい曲だし、カラオケってそもそも被せが無理じゃないですか?そこで歌で魅せるがしっかりできるSexyZoneってシンプルに尊敬するというか。その心意気がやべえと思ってしまう。まあうちの子達シンプルに歌上手いんで成せる技なんですが...オーラスで最高点叩き出したのもとてもドラマで良かった。

 

メンバーからの「歌いたくなったよね〜!?」という言葉と、コーレスを経てはじまるのは「Cream」構成はほぼアリーナから持ってきてるのに、このコーレスが入るだけで、盛り上がりが変わるというか。セクシーはコロナ禍のときにはクラップゲームを入れたりしながら拍手を、声出し解禁されてからは声出しポイントを作ってを誘導するのがとても上手だし、アリーナとかドームとか会場の規模感にかかわらず、観客と双方向であることに重きを置いていて、そのコミュニケーションの重なりが場の熱を上げていくイメージなんだけど、Creamでそれができたのがすごいなと思うし、Creamも360度で見せるステージだから、ドームのほうがより機構の特性を生かせてた気がする。正直PAGESのときも思ってたんだけど、アリーナのときあの機構がセンステに構えられてると思ったときちょっと萎えたし、機構の近くの席に入ると、振り付けで中央に集まってしまうときに、メンバーが全然見えなくて、近くで見れているうま味を感じられない部分ではあったんだけど、ドームはそもそも客席が花道と機構までに距離があるからそのノイズが少なくなるというか。よほど前のオタクの背が高いとか、うちわをバカ高く上げてるとかなければ360度回るし、映像も投影できるし段差も作れるからめっちゃいい機構やーんとなりました(ドーム規模で使うものとメンバーも言ってたしね)

 

雨に唄えば・Turbulence

Creamのあとはアリーナと同じく、メンバーとダンサーによるダンスタイム(転換)。ふまけんはほぼ同じだったけど、この後に続く曲のメンバーはアリーナから変更があったから、しょりそうはアリーナと違った感じになってたね。ドームの松島くんの振り付けめっちゃ可愛くて、最後ダンサーさんが両脇に一列に並んでわーってやってくれるんだけど(語彙)最後の決めポーズちょっとずつ変えててほんとにマジで可愛かった。ただ残念だったのはアリツアで、ダンサーさんにもFooo!ってやる感じになってたのにドームだと新規も他G担も多いからかその空気が一掃されていたところ…特にCreamについていたのはアリツアからついてくれてるダンサーだったので、もっと大きな歓声を届けてあげたかったな…まあ気にせずSOくんのところで「関根ー!!!」と叫んでたんですけど(笑) 

 

アリーナと違うのは、途中からTurbulenceの無骨なダンサーに切り替わるところが、着ぐるみに!最初にパンダさんの着ぐるみ出てきたときに、STAGEのSweety Girl思い出してちょっと涙出た。そのあと出てくる着ぐるみも全部STAGEの時に出てきたやつでさー…どういう意図だったのは勝利のみぞ知るなんだけどさ…あらかた動物さんがでてきたあと、ステージ端のセクシー横町から姿勢のいいダッシュでライオンさん出てきて、もう一発で「勝利でてきた」ってなって、あまりにも可愛くて悶えて、しゅぽってライオンさんの顔とった後も可愛いし、福岡2日目でなかなか脱げなくてあわわしてる勝利も、なんかもうずっとかわいくて、この「雨に唄えば」で可愛いを何百回言ったかわかんないwアリツアからきているブラウンチェックの衣装本当に勝利にぴったりだったからまたどこかで着てくれないかな…

 

そしてツアー中、松島担がずっーーーーーーーーと気をもみもみしていた「Turbulence」本当にペンライト消えなさ過ぎて大阪2日目は激萎えして一曲丸々ちゃんと見れなかったし、正直7公演中しっかり見れたのは白ペンラの指示があった福岡2日目と、オーラスだけかもしれない。25日、初めてほぼ全部消えたとき、ちょうどバクステ側のド正面の天井にいて、あまりにも綺麗でかっこよくて、号泣しすぎてその日初めて入った同僚風磨担にずっと介抱されながら見た。最初のめっちゃストロボ焚いて白黒の世界になってるところとスモークの加減とか、「Now listen to my heart scream!」で真っ赤な照明焚いて踊り狂う姿とかなんか全部よくて。ほかのメンバーが自分が表現したい世界を初日から織りなせてるのに、松島君だけなかなかうまくいかなくて、本当に悔しかったから、最後の2公演だけでも松島君が作りたい世界を体感できたことが貴重で大切な記憶になった。

 

正直、正直なところ、ドームで一面緑の世界で自担がソロをやるってオタクの夢じゃん!?そもそもソロ曲に恵まれなかった子なので、私はSTAGEで、Break out my shellをやって一面緑に染まる横アリを横アリバクステの天井からみて大号泣している女なので、メンバーカラーに抱かれながらドームでソロをやる松島くんが見たかったのが本音としてはあるんだけど、オタクの気持ちを一番理解している松島くんがそんなオタク心を理解していないわけないし(実際、福岡の2日目でみんなメンバーカラーにしたいと思うけどてきな前置き言ってた気がする)それでも表現したい世界があって、それをちゃんとこの目でみることができて本当に良かった。

 

⑩本音と建前・PupleRain

いやー本音と建前の前の演出がめっちゃいい~!!!アリーナはどちらかというと「何かから逃げている」というコンセプトに重きを置いていたからからダンスや逃げる描写が多いし、そのほうがPupleRainにつながるんだけど、今回は「本音と建前」に入る導入だからかすごくジャジーでその雰囲気がセクシーとフィットしててよかった。勝利さんは札束放り投げるし、あとやっぱりピアノを弾く中島健人さんっていいよな…この金衣装のところから髪型を変えてきてて、めっちゃよかった…!!!私健人さんに関しては髪の毛明るいときは特にサラストよりセットしてるほうが好きで、あのスタイリング大優勝すぎて双眼鏡でずっと覗いてた。あと風磨君のラップ詞めちゃめちゃよかったんだけど誰が作詞だろう。椎名フォントだったの期待していいのか??松島くんのソロダンスは振り付けしてくれた人がアリーナもドームも一番松島くんの色っぽさがでる振り付け作ってくれてるし感謝しかない。 

 

アリツアで大事に育てた「本音と建前」。いやー今のSexyZoneがシンプルにかっこいいことを存分に浴びれる楽曲過ぎる。本当に本音と建前はセクシーに合わせて林檎嬢が書いてくれたけれど、それ以上に4人集まった時に見せる湿度の高い色気?というかウェットな感じ、憂いのある感じが本音と建前とフィットしすぎてるんですわ…松岡茉優氏も言ってましたけど、アイドルって憂いが大事ですからね…4人が今最大限出せる””至高のSexy””はこの曲に全部詰まってて、これが出せるアイドルは旧Jの中でも稀有なので、グループ名が変わろうともずっと武器として持っててほしい部分である。あとシンプルに回数を重ねたからこそ出せる余裕と、手を抜いているわけではないけどそこはなとなく漂う気怠げな感じ…はあ…この楽曲がセクシーにきただけでも2023年SexyZoneが前に突き進み続けてきた意味があったなと思う。

 

本音と建前のあとバクステまでの移動もSexyZoneにしかできないよな…縦花に仕込んでるモニターを使用してレッドカーペットを練り歩くSexyZone…あれ本当に贅沢な移動というか、ただ歩くだけを演出として使うことのできる自信と、それに見合うビジュアルと圧倒的なオーラ…贅沢を言えばあそこで練り歩くSexyZoneに大きい声で「Fooo!」と言えたら最高なんだけど、あまりにも顔面つよつよすぎて息をのんじゃうよね。中島さんのスナップに合わせてさらにレッドカーペットが伸びる演出もよかった。

 

バクステで見る「PupleRain」は新鮮だったな…セクシーのすごいところはパプレで360度対応にしてきたこと。フォーメーションが複雑だけど、置きにいかないところがよかった。あともうひとつはハンドマイクもって縦花を歩いてきたはずなのに、バクステついた瞬間にはヘッドセットに切り替えていて、衣装替えとかこういう細かい転換を、すぐできるのって旧Jだから成せる技だよな…でも福岡初日か2日目かな…松島くんがヘッドセットが途中でズレてきたのか無心で位置なおして、マイクの発信機つけてるベルトなおすために衣装まくり上げてるのを双眼鏡覗きながら目の当たりにして、あまりの色気に充てられてクラクラしてしまった。

 

⑪ForeverGold・SZメドレー・SexyZone

本当に風磨くん、セクシーチームメドレーを作るセンスが抜群すぎる。今回のメドレー長くセクシーを応援している人は「ああああああ!!!」ってなるし、そうじゃない初見も楽しめるし塩梅が良かった。だってさ!?オタク大好きな「ぶつかっちゃうよ」も入ってるし、「ダンケ・シェーン」もあって踊りまくれるし、夢にまで見たマネーガンから札束ぶっ放してる「MoneyMoney」も見れるし、PAGESでおもろバンドとして名を馳せた(?)「ゼンゼンカンケイナイ」もあるし、「バィバィDuバィ」に、しれっと紛れ込む「ワィワィHaワィ」という…Creamのファンミってめっちゃ面白かったけど苦い記憶でもあって、でもせっかく盛り上がったしって、とてつもないスピードでワィワィHaワィを曲にしてるのマジで天才すぎる。ちゃんと中島さんがその場で作詞した部分も拾ってあるし…あとレーザーで天井もアロハ感ましてたのもよかった。小ネタがふんだんにあって私は去年のメドレー以上に満足感があった。

 

もあまりにも楽しすぎてなんか泣けてくるんだよね…「WithYou」のイントロがかかってコール始めたときにメンバーが「これが最後かもだぞ!!」ってずっと言ってて、こんなに楽しいメドレーなのに、2日目以降訳も分からず泣きたくなった。あとさ、このメドレーをForeverGoldでサンドイッチするなよ…全部いとおしい記憶だし、色あせない日々だよね。去年のドームと同じく4人がギュッとなってサビ歌うのもさ本当にいい顔してて…で、フォエゴの最後をさ「SexyZone(曲)」のポーズで締めて初期ゾーンが画面に映し出されたときよ…福岡初日に客席からも悲鳴みたいなものが聞こえた…。そこからいとおしい5人の記憶が映し出されて、まさしく振り返るハイライトしてて、全部思い出があって…オタクがこのコンサートを表すときに「SexyZoneの生前葬」って言ってたけど、生前葬感はここに表れてた気がするなあ…

 

⑫挨拶

挨拶は全体的にSexyZoneというお名前とお別れしなくちゃいけないということに関しての部分が強かったなあ。きっとこのドームが決まった時は改名は心のなかにしまっていたことで、まさか本人たちも手放さなきゃいけなくなるなんて思ってなかったんだろうけど、まさか2年目のドームがSexyZoneという名前で立つ最後のドームになるなんて。でも現場できちんとセクシーたちも私たちもお別れをきちんとできたことが次への一歩につながる気がする。オーラスで健人くんが涙しながら話したことも、しょりそうがこらえながら伝えてくれたことも、風磨さんが全公演通して言いたかったことも。全部全部忘れたくない。

 

⑬Timeless

福岡初日にTimelessのイントロがかかって、というか風磨さんが「永遠に」って挨拶の結びに入れてきたときあたりからオタクみんなが徐々にオレンジにし始めて。歌い始めるころにはもうみんなオレンジでさ…4万人近い人がほぼ自然発生的にオレンジにした光景、ほんとにぐっと来てしまった。マリを惜しみながらという意味もあったかもだけど、なんか手が勝手にオレンジに変えてたひと多いんじゃないかな。この人々の気持ちで景色が変わるのは、制御のペンラではありえないことだから、オタクもしっかり湿度のある人たちだなと思うなどした。

初日オレンジに変わった景色と、ラップで映し出されたマリウスに「うわあっ…」てなってるオタクたちみて、揺さぶられるものがあったのか、風磨さんがぐっときてうるうるしてたのも新鮮だった。オーラスも泣いてないって言い張る人だし、初日なんて絶対泣いてないとかいうんだろうな(笑)オーラスはなんというか、よにのの配信での後日談と合わせて聞くとなおのこと「菊池おまえ!!!」ってなるし、あんだけたくさんのスタッフに愛されてるセクシーを目の当たりにできてうれしかった…ただのオタクなのに、たくさんのスタッフさんがしかもすごくいい顔して「We are SexyZone!!」って言っているのを見て余計に涙がこぼれたし、正直泣きすぎてサプライズの「We are SexyZone」嗚咽交じりのやばい声で叫んでたと思う。本人も湿度高いし、オタクも湿度高いし、なんならスタッフさんも湿度高めで、みんな似たもの同士だねって気持ちになったな。

偶然なのか運命なのか、マリウスの卒業ソングだったのに、SexyZoneというものの卒業ソングになってしまったTimeless。でもここでマリウスも映してくれたことで、今までセクシーに触れてきた人みんなでSexyZoneという名前にさようならが言えたと思う。

 

⑭エンドロール

アリーナから続くドット絵のエンドロール。正直このエンドロールでもべしゃべしゃに泣くなんて思わなかった。ドームではBGMがTimelessに代わってて。今までの各会場を5人でそれぞれの歩幅で歩んできて、そして昨年のドームにきて、「自分らしい未来へ」の部分でマリウスと4人が別れるんだけど、マジで冗談抜きで7公演全部ここで泣いたwww明るい未来だと知ってるのにどうしても離れてほしくなくてすっげえ涙出た。しかもさ、パートがパートじゃん…ずるいよ…

 

⑮アンコール(SexySummerに雪が降る、King&Queen&Joker、RUN)

※初日のみKQJがMessageに

 

今年のフロートもめっちゃ可愛い…!あとここでサインボール復活もすごいね。メンカラサンタ帽がボールバックなのも可愛いし、ボール投げ終わったあとにそれ被ってるけんしょりも可愛かったな。クリスマス公演に至っては健人くんボール全部パーカーに突っ込んで、最初からかぶって出てきてたのもクリスマスへの意識高くて最高だった。 

 

初日で幻に消えた「Message」すっごいうれしかったけど、せっかくセクサマで本編の湿度の高い終わり方を戻したのに、そこにMessageとRUNが続いちゃうとまた湿度盛り返してしまうから結果的にKQJでよかったのかもしれない…いやでもMessage聞けてマジでよかった。

 

RUN」はなあ…初日はアリツアのオーラスで健人さんが「この曲ずっと歌いたかったんだけど!!」って言いながらがむしゃらに歌ってた4人を思い出して泣いたし、ドームのオーラスはふまけんのあっつい背中合わせに興奮しすぎて喉ちぎれそうになった。ちょうどあのときバクステが双眼鏡なしでも見えるほうのアリーナにいたんだけど、背中全然離してくれない健人さんみて、めっちゃ照れ臭そうにして勝利に「どうしよ…(笑)」って感じに目配せしてる風磨さんと、振り返ってふまけんの様子みて「フッ」て笑ってパフォーマンスしているしょりそうという対比が良かった。アンコール最後RUNでここからまた走り出すぞっていう強い気合も感じたな。

 

止まらないで 止まらないでよ 僕らはまだ始まったばかりさ
途切れないで 途切れないでよ このまま夜が明けてゆくまで
太陽はきっと きっと この闇を 照らすはずさ
昨日未満でも yeah
明日以上へと

 

⑯オーラスダブルアンコール フィルター越しにみた空の青

オタクやりゃ出せるじゃん!!!と言わんばかりのダブアンの声。スタンドからの声の圧がまじですごかった。あと4人がでてきて、自然と内を向いたときにあぁ…Messageじゃなくてフィル青かな…って悟っちゃった。正直フィル青に関しては、ザアリのオーラスの4人が忘れられなくて、たぶんあの時は本格的にマリウスの卒業が出ていて、いろいろな不安な気持ちも抱えながら確かめ合うように「Stay Together」って歌う4人が印象的だったんだけど、今回の4人はStayTogetherもそうだけど、これまでの愛しい記憶達を大事に宝箱に4人で一緒に詰めている気がして。4人そして5人の気持ちがずっと続く奇跡をより信じられる感じがしたんだよね。あと、最後4人で集まった時に勝利がくるっとマリウスのいるバクステのバルコニー見上げてマリウスに向けて指をさしてて、そして4人でマリウスのほう見てる姿みて、あまりにも愛で溢れてて、また「うぅ…」ってなった。4人で5人分とは言ってたし、気持ちはいつでも一緒といってたけど、けど本当に5人はずっと5人なんだなあって。私はカウコンは現地で見ることは叶わなかったから余計に、ここでマリと4人の姿を目に焼き付けることができてなんかオタクとしての心残りみたいなものも成仏出来たような気がする。

 

君と... フィルター越しに見た空が青かった

そう... 隣でつぶやいた"一緒でよかった"

Love you... 嬉しくて涙が頬をつたった

Love you... 君はそれを見て少し微笑んだ

ずっと... フィルムに残せない温もりがあった

もう...  君なしじゃ見れない景色があった

風が優しく髪をとかしたら 今日も

奇跡を信じられそう Stay Together

 

君なしじゃ見れない景色

去年のドームでも思っていたことだけど、もう丸8年SexyZoneのオタクをしてきて、セクシーのおかげで出会えた友達がたくさんいて、そういう人たちとの出会いも含めて君(Sexyもオタクも)なしじゃ見れない景色を沢山見てきたなって。SexyZoneといういとおしい名前を手放す寂しさは本当に大きくて、もちろん名前が変わろうが環境が変わろうが4人のことは大事で大切だけど、でも、Sexyの意味をずっと考えてきたからこそ、グループにある哲学的な部分も含めそこに一つカギをかけなきゃいけないのはオタクでもこんなにつらいのに、本人たちはもっともっときついんじゃないかな…

 

もちろんこれは、本人たちが次のステージへ駆けあがるためにも必要なステップだし、ポジティブな転換、ある意味このいまの逆境をチャンスに変えようとする姿勢こそ、一番彼ららしい部分ではあるんだけども、12年大事に大事に大きくしてきた看板を下ろすという事実は一番本人たちがしんどいことでもあると思う。

 

SexyZoneってアイドルが4人とも天職みたいな人たちで、4人とも音楽もアートもエンタメも大好きで、各々の興味と表現方法は違えど、いいものを創りたいっていうクリエイトへの実直さが4人をつなげてくれていると思うんだけど、(クリエイトに対する意識はマリもそうだったよね)でも、アイドルをするにはあまりにも繊細で、真面目過ぎて、情がありすぎる人たちだとも思っていて。そんな4人、いや5人にとっても、こうやってちゃんとSexyZoneとお別れする時間が必要だったのかな。カウントダウンをするように自分たちで一つ一つ区切るようにSexyZoneという名前をゆっくり風呂敷に包んでいく。風磨さんがChapterⅡどころかepisode0になっちゃうと揶揄してたけど、知名度が0にかえろうが、この2~3年くらい4人ががむしゃらにここまで個人で作り上げてきた土壌が消えるわけではないし、むしろこの数年個人活動に重きを置いてきたからこそ、グループ名が変わって新しいグループの姿勢で4人が印象づけることができたら、4人ががむしゃらに走ってきた意味があるなと思える。

 

残り少ない”SexyZone”という名前での時間を惜しみつつ、きっと次に会える時は新しいグループ名の君たちを温かく迎えられるよう、そしてまた新しく4人と「君なしじゃ見られない景色」をともに出来たらいいな。 

 

また会えるその日まで。

 
 
 
 
 
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