就活〜19卒ジャニヲタの惨敗記録〜

 

皆さんお久しぶりです。

 

 

この度!

 

私!

 

大学の卒業が!

 

 

 

決まりました〜〜🎉🎉

 

 

4年間ほんと大変だった(泣)

なによりオタクに捧げた4年間でもありました。

 

名古屋でSexy見てヤコバで帰って、健康診断行くとか、

大学の講義終わりにダッシュで少年収いくとか

大学の空きコマにジャニショ並んだら、

2時間待ちで授業を切るとか...

 

まあそんなことは置いておいて。

 

3月1日より就活が解禁となりました。

解禁とは名ばかりな感じもしますが、エントリーが本格化し、

リクルートスーツを着る機会も増えた学生が多いかと思います。 

20卒の子が周りに何人かいますが、皆何かしら就活に不安を抱えています。

 

 

例えば

私に会う仕事ってなんだろう?

と自分の進みたい道が決まってない人もいるだろうし、

 

そもそも就活って何?

と就活自体についてまだうまく把握できていなくて、どうしたらいいかわかんない人もいるだろうし、

 

進みたい業界や職種はあるけれど、

自分に適性があるのか?

と自信がない人もいるでしょう。

 

 

私も、ちょうど去年同じことを考えていました。

日本の就活って本当に事前準備がすごく大変だと思います。自己分析をして、業界分析して、ESして会社分析してととにかくとにかく調べる情報も、整理するデータも多い。

 

そして暗黙の了解みたいにある、「就活マナー」にビクビク怯えてしまい、本来の力を発揮できない学生も多くいます。

 

そんな沢山の不安を抱える20卒のアナタへ。

 

はっきり言うと私は就活連敗ジャニヲタです!!!!!

 

 連敗に次ぐ連敗で日に日に

「職をくれ」と職くれ乞食になっていた私をみていたフォロワーさんも多いのではないでしょうか?マジで本当になかなか決まらなくて、現場に行くたびに周りのオタクに

この日までには職決めてるはずだった…」と漏らす日々…本当にしんどかったです。

 

今回は私みたいな「職くれ乞食」になってくれるなよ!と言う気持ちと、今、会社で新卒採用のお手伝いをさせていただいている身として、「なぜ私の就活が長引いたのか」と言う理由をまとめてみました。

 

前置きがいつも通り凄く長くなりましたが、

まずは私の最終的な就活データを纏めましょう。

 

  • 就活状況

就活期間:2017年8月〜2018年9月

説明会参加数:25社

インターン参加企業:2社

応募企業数:20社

ES通過社:10社

内定:1社

 

とざっくり並べると、おそらく私は受けた会社の数は、他の就活生に比べて圧倒的に少ない方だと思います。

 

私の周りで1番多い子は3月解禁、4月時点で20社にESを送っていたので、そこから考えると、1年と少し就活をやっていた自分は、数としては受けた会社は少ないのかなと思います。

 

まあ私は行きたい業界が絞れていたので、この少なさというのもあるのですが、後でなぜ少なかったかというのにも触れていきます。

 

ではこのデータを踏まえて、私が9月までなかなか就活が決まらなかった敗因に触れていこうと思います。

 

 

 

 

  

 

 

私が思うに、自分の就活惨敗の原因は上の内容かなと思っています。

では一つ一つ見ていきましょう。

 

 自己分析をきちんと行えていなかった

 

自分のことは自分が1番よくわかってると思うじゃないですか?

 

私もその1人でした。割と自分のこと把握しきれていると勘違いしてたせいで、

ESも今見るとうっすいなあって内容でしか書けてませんでした。

 

例でいうと、大半の学生のESは、「価値のある人間」とか「新たな可能性を導ける人材として」と抽象的な表現を多用している場合と、「○○大学に留学し、そこで○○活動をしたのを活かし」と事実を淡々と並べているものが多いですが、採用を見る立場になって思うのは、どちらも最悪ということ。

 

まず前者の抽象的な表現は、基準がさっぱりわかりません。100%面接で、「じゃあ貴方が考える価値とは?」って突っ込まれます。それを論理的に話せる人ならまだしも、例えば「結果を出して、貢献できる人材」みたいな具体性のない返答をすれば間違いなく「何も考えてないな」という印象になります。特に自分で考えを練られていないのなら、大きいことを書くのはやめたほうがいいです。

 

そして後者は、企業からすると学生が○○していたみたいな「事実」は正直どうでもいいと言うこと。ボランティアとか留学とかアルバイトとかいろんな人のESに書いてますし、目新しいことではないので。特に「学生時代熱心に取り組んだことは?」の部分でこの事実だけを並べているパターンが多いです。

 

しかし、企業が見たいのはなぜその行動をしたのかという部分です。つまりは、貴方がその行動をするに至った、「理由・心理・思考」を見ているということです。これはESでも面接でも共通してみているポイントの一つであり、自己分析をする上で最も重要であるということを就活後半になって気づきました。そして今採用活動に関わらせていただくようになり余計にその重要性を感じ得ています。

 

なぜこんな部分を見ているかというと、この考える過程を見て、何か課題に直面した時にどう対処するのかなどを判断している場合が多いです。あとは自分の会社に合う人材なのかとかも見ます。

 

特に中・小・ベンチャーは人材を育てるマンパワーが圧倒的に足りないので、なるべく自分たちが望む人材の適性に当てはまる中で、育成・投資をすることが会社にとって結果として良い方向になるような人材を採用します。

 

ネームバリューがある大企業は、激戦区です。なので、中小ベンチャーも視野に入れている子ほど、自己分析ができていないと、採用のミスマッチを引き起こしかねないので、将来自分が仕事で抱える摩擦を減らすためにも、しっかり自己分析をするべきだと思います。

 

でも、多分オタクの大半の悩みが「そもそもESに"事実"として書けることがなんもない...」だと思うんです。「自己分析とか言われてもオタクしかないよぉ...」とか。

 

でも書けることは実際たくさんあるんですよ。

 

なのでまず行動した「事実」の中で印象的なものを、

下を参考に小学校中学校高校大学と時期を区切って書き出してみると整理しやすいかなと思います。

 

syukatsu-pro.com

 

 

意外と出てきませんか?

アルバイトとかもなぜそのアルバイトを選んだのかとか、選んだことによってできた課題、克服のためにどうしたのかって意外とあると思うんです。

 

私も留学しか書くことないし、大学生活ジャニヲタかハロヲタしかしてないどうしよう...と思っていましたが、この自分史作成して見える化したことで整理され、自分自身をきちんと理解できるようになりました。

 

自分のことを知ることが結果的に、自分が今後抱えるストレスを回避する可能性もあるのでほんっとに円滑に就活を進めたいのなら、自己分析は大事です!

 

 

 会社説明会や新卒採用サイトで得た情報以外の情報収集を怠っていた。

 

私が前半、面接のフィードバックで言われたことが

 

うちで働きたいと言うビジョンや決めてが伝わってこない

弊社に興味があるのか?と言う部分が感じられない

 

でした。

 

人物面を評価していただく機会があっても、この「その会社じゃなければダメな理由」の部分が薄くてお祈りと言うことが何回もありました。自分の中ではくまなくメモして分析したつもりだったのに…と

 

そして今実際面接する側に回ってみると、

うちの会社じゃなくてもいいんじゃ…」と言うような学生が多く見られます。

 

じゃあなぜか、それは…

説明会以上の話をしてこない」でした。

説明会は会社のすべての情報を話しているわけではありません。

説明会は学生目線で、学生に刺さりやすいようにカスタマイズしているからです。

なので「御社の理念に賛同して〜」と言われても「本当に〜?」と思われてますし、

説明会で話した情報しか喋っていない場合は、それ以上に会社のこと何も調べてこなかったんだな…と言うのが話していて感じます。

 

なので、説明会・新卒採用サイト以外にも、コーポレートサイトをくまなくみたり、その企業名で検索をして最初のページに出て来る記事をチェックしてみてください。

 

大体の企業はキーワード検索時に世に押し出したい情報や、人の目に多く触れて欲しいものが上位に出てくるように対策をしています。規模が大きくなればなるほど採用にかけられる資金が大きくなるので、「〇〇社 採用」と検索をして上位に出てくるものはみて欲しい情報なのだと思うようになりました。あとは興味のある部署の名前も一緒に検索すると、取材をされた時のインタビューが出てきたりもするので、チェックをしてみる価値はあると思います。

 

私は説明会、説明会時の資料など企業からあらかじめ与えていただいたものの他にも、情報をくまなく調べるようになってから面接の段階が進むようになりました。

 

あとは、説明会によくある座談会での先輩の声って赤裸々に見えて、しんどい話はしていない場合もあるので、転職サイトなどで転職・退職時の理由や社内環境の話など結構黒ーいマイナスな意見も見てました。マイナスもプラスも全部調べた上でエントリーするかしないかを最終的に決めるようにすると、ESも書きやすかったし、何より情報が頭に入ってるから面接でもちゃんと話せるんですよね。

 

みなさん最近きになる推しがいたら、その子こと徹底的に調べますよね?ニュースサイトとか雑誌とか過去のエピソードとかくまなく見るでしょ!?

 

オタク良く言うやつですけど、興味のある企業を未来の推し候補だと思って、調べ尽くしてください!!!!

 

説明会を詰め込みすぎた

 

就活生にありがちなのが一週間のうち毎日1件は説明会を入れたり1日に何個も説明会をはしごしてしまうこと。

 

たくさん企業を見るのこと自体を否定するつもりはありませんが、正直説明会だけでも、すっごく体力を使います。特に交通費は実費のところが多いです。私のブログを読んでいる人の多くは女の子だと思いますが、毎日パンプスを履いて、スーツを着て髪をきっちりしてって行動していくの本当に疲れるんですよ!今みなさんが想像している以上に。

 

特に業界を絞っているのなら、周りがすごい参加してるからといってむやみやたらに説明会にいくのはやめましょう。

 

そもそも毎日説明会の時間を入れていたら、1と2であげた企業の研究や自己分析そしてESの作成に時間が回せません。しかもおそらく現場を我慢する!なんてのも難しいから土日はなるだけ現場行きたいし、現場資金と就活資金のためにもアルバイトを削れないしと考えると毎日説明会の予約を入れて、体が追いつかなくなり、結果当日キャンセルすると言うサイクルができてしまいます。

 

まあこれは全部1年前の私の話なのですが(笑)

 

私は現場を我慢するのは極力避けたかったのと、(現場市場主義な部分があるので)去年は最愛の自担松島聡くんの地元・静岡での初コンサートがあったため、遠征をしないと言う選択肢もなく。24時間テレビの発表が早かったこともあり、下半期は現場が全くなくなるであろう予測もある程度していたので、ジャニーズの現場は減らしませんでした。

 

掛け持ちしているモーニング娘。は、現場数が多かったので、かなり減らしましたけどね。(そもそもセクシーと同じようなスケジュールで春ツアー組まれてたのでいけなかったのもある)(今年もツアー初日が同じ日です)

 

そして5月末まで詰め詰めのスケジュールでやっていたことと、別のストレスが重なって、かなり病んでしまい、就活どころのモチベーションではなくなり、そこにお祈りメールも続々と来始めたので、6月は終わりまで就活をお休みと言うか、受ける会社数をグッと減らしました。

 

今思うと、この時本当に休んで良かったと思っています。

 

まず、自分が負のモチベーションにいる時って作業効率がマジで上がりません。

ESもどんどん書けなくなるし、どんどん不安になりました。あのまま就活を続けていたら、おそらく私は今、より精神を壊していたかもしれません。

 

もしアナタがこれから先、就活がうまくいかない時が来たなら、一旦就活をしない期間を自分で作ってリセットするのも一つの方法なのではないかと思います。

 

なので、周りと比べて割と受けた会社数は少なくなったのでは、と思います。

 

頭を整理するためにも説明会前後にバイトを入れるなら2時間は開けることをお勧めするのと(移動時間と休憩もかねて)、基本的に週3以上は説明会を入れないようにすると(私は週一でも平気だと思う)他のことに時間が割きやすいですし、選考が入っても対応できると思います。

 

あと自己分析がある程度できていると、興味のある範囲が絞れてきますし、その範囲で求人が出ている会社を説明会にいく前にあらかじめ調べられるだけ調べて、説明会は疑問だと思ったところをどうしても質問して解決したい!知りたい!と思ったところのみ、応募していくのが理想形かな〜とも思います。

 

 あと最短1日で内定!ってやつはマジで手を出しちゃダメです。時間の無駄なので。1日で採用活動を済ませるということはそれだけ人材が不足しているということですし、綿密に調べないことで、結局合わなくて離職なんてなるともっと時間の無駄になるので、できれば「最短即日採用!」みたいな文言には食いつかないでほしいなと思います。

 

 

…と今まで、なぜ私が就活に連敗しまくっていたのか自分なりに分析してみました。

 

おそらくオタク心としては、早く就活を終わらせて、早く推しを愛で回したいと言う人がほとんどだと思います。

 

私の失敗談が参考になるかはわかりませんが、

この失敗スパイラルから抜け出すきっかけになったことも紹介します

 

就活のモチベーションを上げたもの

 

① 就活相談を受けた。

 

マイナビリクナビでむやみやたらに探していても、もうどうすればいいのかわらず、

また1の自己分析が本当に今のままでいいのかが不安で、悩んでいた時に、採用代行や就活相談、企業紹介、就職サイトを運営している企業の個別相談を受けました。

 

2社ほどお世話になったのですが、1社目は担当の方が自分には合わず早々に退会しました。

 

理由としては、人材系の企業は、学生からお金をもらわない代わりに、提携企業から紹介料とか報酬をいただいているため、会社によっては、企業を紹介される時にすごい営業感が出る場合があるんですよ。

 

ここだけの話、紹介料もピンキリですが、大体新卒なら30万円くらいから高いところだと200万円くらいのレンジで企業に新卒を紹介します。まあこれらは紹介するだけではなくて、その後の面接フォローとか、いい候補者をグリップしてもらうとか、人事担当者の力が足りない時のカバーをしてもらってるのでその工数代がほとんどなんですけど。

 

こういった人材紹介のカウンセラーさんってもちろんカウンセリングもしてくれますが本業は営業です。それが悪いわけではないんですけど、その時は「○○さんにあってる企業だと思います...」が凄い嘘っぽく聞こえてしまって。1社目の担当の方はそれが透けて見えて。

 

自分の人生がかかった相談をする相手ですから、自分と向き合ってくれるところがいい!学生のことを考えてくれるところがいい!と思い、別で探していたところ縁があって7月の初めあたりに2社目と出会いました。そこの担当の方が本当に良くて!!!!親身になっていろんな相談に乗ってくれて、(実はちょっと顔が橋本涼君に似ていた)そこで、先ほどあげた三つを見直すように言われたことが大きく、就活を全て見直すきっかけになりました。そこにお世話になって結果2ヶ月で決まったので本当に相談してよかったなと思います。

 

私は大学のキャリアセンターや就活相談は、留学していたことと、管理している人数があまりにも膨大で、個別にじっくり対応してもらえるのか疑問だったので使わなかったのですが、もし、就活に関して何か不安があるなら、相談できるところに相談するのもありだと思います。そもそも不安じゃないですか。不安は一人で無理に解消することはないので、使えるものは使うのが、ストレスがたまりにくいと思います。

もちろん私もTwitterにDMをくだされば相談のりますので!

 

②Produce48

 

HKT48宮脇咲良ちゃんや矢吹なこちゃん、AKB48本田仁美ちゃんがメンバーとして選ばれた某クループを決めるためのオーデション番組です。

 

いや本当にプデュは心の支えだった!

 

私の推しは30位で脱落してしまったのですが、本当に常に「I want you pick me up」の気持ちで就活してました。  

 

就活って広義のオーデションじゃないですか。推しも辛い環境の中頑張ってるから、私も勝ち抜こう!とすごく勇気をもらえました。特にコンセプト評価のI AMは勇気が出ました。

 

あとは今回の方じゃなくてシーズン1で輩出されたI.O.IのDream girlsも良く聴いていました。

 


[ENg sub] PRODUCE48 [10회] ♬I AMㅣ′하루의 끝에 위로를′ 새벽한시 @콘셉트 평가 180817 EP.10

 


아이오아이 (I.O.I) - Dream Girls MV

 

日本語字幕歌詞もリンク貼っておきますね。

 

【カナルビ】夜1時 (Produce48) / I AM 和訳 | K-POP歌詞和訳

【カナルビ/歌詞/和訳】I.O.I - Dream Girls | K-pop 歌詞和訳

 

③自担の写真を持ち歩いた

 

幸いにもSexyZoneはAOKIでCMをさせていただいている関係もありスーツの写真がジャニショから出ていたので、それをお守りに持っていました。マジで、緊張した時は自担の顔見るに限る!!!最高のヒーリングだし、自然に口角が上がってきます。本当に緊張しちゃう子は、スーツのポケットに自担のアクスタを忍ばせるのもあり!自担を守護霊にしてしまいましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とここまで、私の就活事情をまとめてきました。

すべての人が当てはまるわけじゃないけれど、どうかみなさんが望むような結果が得られますように!!

 

 とにかく就活は無理をするものではありません。たとえあなたが、就職することをオタク資金調達の手段としか思っていないとしても、やみくもに受けるのは疲弊するだけです。

 

あと規模が小さくてもいい会社はいっぱいあります。それらは、マイナビリクナビのような大きいサイトだと見つからない場合が多いので、それ以外の求人サイトを利用するのが良いかなと思います。マイ・リクって大手なので、あれ、求人情報を掲載するのもすっごくお金がかかるんですよ!!!!広告費をかけられる大手ほど使え、中小は広告出しにくい構造で、どんどん中小は人がとれないというスパイラルに陥っています。

 

小さい人材系の会社が運営しているサイトであれば、割と中小も情報を載せている場合もあるので、そいうところから探すのもアリですし、最近はWantedlyで新卒も募集している場合もあるので(IT系が多いですが)、そこから探してみるのもありだと思います。

 

会社は世の中にたっくさんあります。

 

就職できないなんてことはありません。

 

自分自身と向き合って早く推し企業と出会えますように…!

 

 

 

読んでいただきありがとうございました。