CapterⅡ ストーリー解釈(初日感想)

くくく 悔しい。
わたしは悔しい。

仕事がやばくてアルバムの聞き込みが本当に足りなかったのも、パンフを買い忘れていて直前にサラッと読んでしまったのもあるんだけど、このコンサートをファーストインプレッションで受け止めきれなかったのがほんっとうに悔しい。

この悔しさを抱えたうちに、解釈というか話の本筋に関わりそうな歌詞を要素分解して、自分の中に落とし込んでいこうと思う

※ここからはセトリ・衣装バレを含みます※

○チェック衣装
・BUMP
Freak your body
・極東DANCE
・NOTFOUND
・Take A New Step

BUMPとFybで「Show me what you want?」
→「まだその目逸らすなよ かき乱す感情
何が欲しいか答えろよ 連れていく頂上」と2曲で引き入れた後の極東DANCEや〜ばい

Hey!! 戦々恐々?
No!! 一蓮托生(いちれんたくしょう)
行くも帰るも 知るも知らぬも
天つ風 かき分けろ Great escape

Ding Ding Ding Ding Dong
戻れない 時は今 運命の Merry-go-round
Go Go Go
飛べ 飛べ 事実は人の数だけ Distortion
行け 行け 敵はいつも心に在り 

何を恐れているの?一つになるしかない、もう後戻りできない 飛べ、行けってなんかちょっともがいているようにも見える

そこからのNOT FOUND〜まだ満足してない物足りない気持ち全部ここにぶつけてる〜😭

痛み抱いて取り零さないで 傷もなんもない心なんて
Oh… 魅力なんてないでしょう?
ここがそうだよ叶えろ break down 始まりの場所になんだ
Oh… 挑んで 何度も 描いて 何度も

誰でもないよ 誰でもないんだ 自分で望んだ世界だ
一握りの可能性を 逃さないように
叶えたいんだよ 少年だった僕らが夢見た未来を
胸に宿る情熱を絶やさぬように

物足りないや 物足りないんだ 夢のまた夢のまた夢
中途半端 こんなプライド 丸めて捨てようか
笑えないんだよ こんな所じゃ もがいて もがいて もがいて
ありったけの僕らの想いを繋げていくんだ 嗚呼

去年ドームツアーを成功させて、個人仕事もバンバン決まっててグループの形は変わってもいい滑り出しをしているように見えるのに、冒頭で「今持てる情熱を絶やさない」「この想い繋いでいく」ってさあ、、、風磨さんが言ってた燃え尽きたくないがここに現れているのかも。

そしてTake A New Step

世界が回り始める
書き換わる Rules
上昇気流僕ら運んでく
It brings us the truth

聞こえるよ Many times
新しいドア開く音
Oooh
曖昧だった正解は君がくれた
見に行こう
希望しかない新天地さ
君の色で染めてしまって
We will know きっと
ここに花が咲くだろう

希望しかない新天地さ、、、、希望を幾度となく奪い取られていた彼らが歌う意味よ。世間からの見え方が変わってこの上向きの気流に自分達を乗せていきたい強い意志。

◯バブリー
・Make You Mine
・せめて夢の中でだけは君を抱きしめて眠りたい

ここは初日笑いすぎてあんまり記憶ない。
北海道後整理したい

◯ソロ①
雨に唄えば
・My World

この2人のソロ、曲調も全く違うのに唯一の共通点がある

ワクワクしてきた
僕は無敵ここでは
たちまち変身さ夢の国
理由(わけ)なんてないけどただ楽しかった
大人になって分かった
子どものころからずっと

I am the king and This is my world
炎を胸に、全てこの手に

ここでは僕は無敵と、俺は王だ!これは俺の世界だ!は似て非なるけど、でも自分の物語の中で自分を主人公にしている部分が共通してるなと感じた。

◯MC前まで
・Trust me,Trust you
・再会の合図
・ぎゅっと

ここでトラトラいれてくるの狡すぎて無理。My Worldからの繋ぎも完璧。

遠くへ 遠くへ
風をきって物語の先へ Right away
もがいて 嘆いて
何も出来ず自分責めた夜も沢山あったね

仲間たちの声 夕暮れの公園
今もココロん中は変わらないあの日の少年
Never say never ever I fight forever
笑って話せる Someday together

信じてみたいんだ
誰が何言おうと
悲しみの向こう側に I see the 未来
最後にはきっとそこに美しき世界が
僕らを待ってる
だからその日まで

物語の先、未来、美しき世界=第二章
悲しみ=マリの卒業なんだろうな..

で再会の合図。この曲はフルでやってるのにめちゃくちゃ意味がある。あんまり切り取れない。でもそれでも意味を強く感じるのはこの二箇所かも。

繰り返しの日々 失ってく感情 覆せよ Limit 付き合ってく不安も
そんな時にふと思い出すシーン それだけで迎えれた明日に

朝まで語り明かした日の
朝日を背に交わし探した希望
眩しいくらいに真っ直ぐにただひた走る少年だった 今は?
追われてく日々にサヨナラ

再会の合図は朝日というフレーズが3箇所出てくるんだけどこれから朝日を迎えるのでまだ本人たちの夜が明けていないことも読み取れるし、いつかみた朝日を懐かしく思う気持ちも込められてる。

でさあ、この後のぎゅっとよ。早く過ぎ去ってほしい、朝日を見たい気持ちは裏腹に、夜よ、明けないでほしいと願う寂しさも伺える

それでも夜は明けるけれど 君にとっては ツラいんだろうな
空には ゆっくり 雲が流れる

◯MC明け
・長電話
・泡
・Cream

泣いたら笑われると思って我慢してきたけど
泣いたら笑ってくれたことも覚えてないけど
あの日からずっと繋がってる そんな長電話

take me take me
息を吐ききって
溺れたい 進みたい
意識預けて
take me take me
水を吸い込んで
言葉にない事を知りたい
波打つ感情

放せないね
どんな君も
さびしくて
やるせなくても
待ったなしの日々を越え
あたらしい君の声を聞かせて
曖昧でいいから
君と僕だけの旅へ
変わらないまま
止まらない夢を見て

泡のフォーカス当てる部分違う気もするけど。一旦仮で。でもCreamで言いたいことはラスサビに全部込められてると思う。

◯ソロ②
・Turbulence
・ROSSO

Ah... 尖る光 照らした影 曖昧に見惚れた夢
目指す先が残光と 瞬いた幻でも
わかってる覚悟はしてる 強い揺れは訪れる
ひたむきに羽根を拡げ 挑め... Turbulence...

でここのROSSOは歌詞で区切る方がいいのかちょっと迷ってる。割と3人が自分軸でソロ書いてるから、世界観で出してるROSSOをまだどう解釈するか読み込めてない。

◯金衣装
・Purple Rain
・LET'S MUSIC
・ROCK THA TOWN
・High!!High!!People
・Sad World

If everything comes by the morning
腕の中で眠るように I will call your name
全てを抱きしめ
I will save you from the pouring rain
Be beside you and take away your pain
君のためだけに

いつまででも Dance floor
消えないよずっと
繋がるよ Music
Take your hand, One more time, ひとりじゃないよ

世界は Borderless だろ? 思うまま 楽しもう

寂しい夜は 早送りして
時間を 進めたいね
でも忘れないで 僕らがそばにいる

ここの4曲の並び、君の痛みや寂しさも一緒に抱えていくから、どんなことがあってもそばにいるから、だから思うままに楽しもうってことなのかなあ...定番曲だけど、入れてくるのには意味があるわけで....あとパプレは歌詞読み込めば読み込むほどど直球なラブソングでちょっとびっくりした。

そして今回風磨くんがパンフで「SexyZoneウォッチャーならわかってくれる」って話していた本編ラスト曲、Sad World。Messageで本編終えるやろ!と思ってきたので、意外だったけどフォロワーがまだ朝を迎えていないからって言ってたのと、風磨くんの挨拶で合点がいった。

君を Still missing
Oh girl 見守って
あの日の約束を叶えるところ
見せるから今照らして

It's a sad sad world oh 今も願ってる
この世界に溢れてくLoveとTruth
Pains are stacking inside our heart
夜は長いけど
朝日を見るため
走る With u

みんなが言うように第二章です!夏だ!のコンサートだとわたしも思ってた。だからコンサート中に感じたギャップがすごくてどうしても悶々としてた。ストーリーがぜんっぜん落ちてこなかったから。

でも、この人たちそんなすぐに切り替えていける人でもなくて、1番寂しく長い夜にいるのもこの人たちで、前向きたいけどどうしようもない寂しさを抱えているのもまたこの人たちなのだと思うと、最初受け止めきれなかったピースが全てハマるように見えたんだよなあ...

だから、Messageは歌詞的にもかなり前向きな未来なので、まだ整理をしている途中の彼らにとってはまだ眩しい曲なのかもしれない。歌うとするならオーラスダブアンなのかな、リペの最後の笑顔みたいな。

渋谷が舞台なのも、東京出身でないメンバーもいる中で共通で1番親しんだ場所だからなのだと思う。わかりやすいTOKYOでもあるし、何よりSexyZoneの日々の思い出も渋谷が思い浮かぶのかなあ...年代で区切るのなら絶対六本木なのに、場所を渋谷にした意味もあるのかなあと感じた。

まだストーリーは完璧に理解できたわけじゃない。けど、夜=夏の暑く情熱的な夜ではなくて、少し空気がジトッとして重くて、感傷に浸る夜なのだと理解できてこそ腑に落ちるものがあった。

早く北海道で答え合わせがしたい。

もう書き殴りのような解釈なので、ちゃんと整理してツアー完走したらまたちゃんとブログにしていこうと思う。

Golden Age of wanders 〜セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライト備忘録〜

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10年以上願ってきた夢が叶う瞬間を見た。

 

愛しい人たちが、傷だらけになりながらも守り続け、掴み取った夢の舞台で命を燃やしながらその喜びを存分に感じる姿。

 

これは、眩しくて、儚くて、そして強く逞しかった、夢のような4日間の記憶。

 

 

"ザ・アリーナ"から"ザ・ハイライト"へ

 

ここで、"ザ・ドーム"にせず、"ハイライト"としたのか。その意味がセットリストの端々から伝わる。

 

アリーナツアーはとにかく彼らが今やりたいことを存分に詰め込んだコンサートだった。かっこいいところも面白いところも可愛いところも、SexyZoneが今持てる武器を最大限使って、"アイドル"という存在の肯定。自分達が"アイドル"である意義のようなものを詰め込んだコンサート。

 

一方今回のドームツアーはどちらかといえば、"SexyZone"の肯定だったのかもしれない。

 

歴史をなぞるように進むセットリストは、本人たちの「あの時こんなことがあったな」だけではなく、見ている観客たちがその曲に紐付いて宝物にしている思い出たち=ハイライトを呼び起こす。まるで彼ら(SexyZone)と私たち(ファン)のハイライトを一緒にアルバムのページをめくるように、振り返る。

 

その瞬間瞬間が愛おしくて。過ごしてきた日々に間違いは無かったよね、と、自分達を自分達で肯定するツアーだったように思う。

 

自分達の歩みを肯定するセットリスト

 



①オープニング

4人のインタビューの最後に走り抜ける5人の少年たち。「5人で立ちたかった」と言う勝利の言葉の終わりには、あの日の幼い彼らの声で「SexyZone行くぞー!」と鳴り響く。

そこから始まるのは、何年も何年も聴いてきた愛おしいデビュー曲のSexyZone。初日、もう出てきた瞬間から顔を歪めてドームの景色が見られない松島くん。思わずもらい泣きしてしまった。そしてなにより、自分がファンになって初めて、曲のフルが聴けたことが嬉しくて、成長した松島くんの「大人の決めたやり方それが正解なの」が聴けたことで、一回引っ込めた涙がまだボロボロっとあふれだした。

 

ここから、トップスピードで進むSexyZone(曲)からCelebrationまでの6曲。とにかく華やかで、そして「ここで立ち止まることはないから俺たちに着いてきて」と言わんばかりの曲の配置。どの時期からファンになろうとこの6曲で、熱狂へと誘われる。

 

2曲目のRUN。全く同じ歩幅でセンステからバクステまで走り抜けるふまけんを見て、「意識してなくても揃っちゃうよね」ってくすぐったい気持ちで見てしまった。

 

個人的には、3曲目、ドーム公演を叶えた頭のところで、NOT FOUNDを持ってきて「物足りない」と叫ぶ姿が印象的だった。ここにきてAメロからサビ前まで一気に振り付けを変えてきたこともそうだし、気合のこもった風磨くんの「聞け!我らが轟かすname」がぐっと刺さった。

 

東京ドームで聴くLET'S MUSICは格別だったなあ。コロナ禍で何度も救われたLET'S MUSIC。音楽を存分に楽しむことができなくなった世の中で、音楽への希望を思い出させてくれた曲。ドームで「この音に群がれ」ってSexyZoneに言われるの夢に見ていたから、本当に嬉しかった。

 

ここで稼働するのは目玉のクレーンのセット。4公演共に3塁側で、ドームでも変わらず、1番後ろまで本当に見えてるようにファンサの連打の自担が、たまらなく誇らしかったし愛おしかった。

 

もはやSexyZoneのライブには欠かせないROCK THA TOWN。絶対ドームでも歌うよなって思ってたけど、イントロかかってひゃーってなった。この曲のおかげでいろんな世界が広がったな〜ってあの頃を思い出したりなんかして。またいつかみんなでハワイ行けるといいねって思ったりして。

 

そしてオープニングパートの終わりはCelebration!。いやこんなふさわしい曲はないよね!!これからもお祝い事には歌い継いでいくだと思うし、私はCongratulationsのシンメがCelebration!だなと思ってるので(?)この始めのパートの終わりがCelebration!でよかった。勝利の「過去も未来も忘れ」では特大のしょりそうが、風磨くんの「今はノンストップで 何度だって 感じあって Dance tonight!」ではふまけんが起きるので、毎回息を止めてみていた。え?しょりそうってもはや双子…

 

このオープニングパートの衣装、とっても華やかで豪華なので、ぜひジャニーズ勢揃いのタイミングで着て欲しい。

映像(和田さんパート)

華々しいオープニングパートから一転、映像には見慣れた角度の見慣れたテロップの聴き慣れた和田さんの声と共にまるで特典映像やセクチャンのように始まる映像。

 

過去のセクチャンから思い出を振り返るクイズで、東京はヴィレヴァン回のスケキヨお面、大阪では富士Q回の俳句が登場。スケキヨお面見て即答する風磨くんも、記憶喪失していたのに、面白メガネ見た瞬間スイッチが入って二人でふざけだすふまけんはまるであの頃の様だったし、戦慄迷宮で生まれた松島先生の伝説の俳句の空欄が全然当てられないセクシーもなんか愛おしくてたまらなかったな。

 

②初期曲

 

映像の終わり、和田さんから「これ着て踊って」と何かを渡された模様のSexyZone。照明が灯ると、そこにはあのLadyダイヤモンド衣装を着たSexy Zoneが!

 


www.youtube.com

 

いやいやいや、言ったよ。確かに言った。5周年でSexyZone(曲)のウテナ衣装の救済があったから、レディダイかセクサマの衣装復活しませんかね?菊池P!って言った、思ってた。でもさ、出て来た瞬間夢かと思った。そして抜群に可愛かった。風磨くんもニッコニコで踊ってて、この衣装与えられて楽屋で衣装を睨みつけてた君はもういないねって感じで。

 

もうこの時点でお腹いっぱいなのに、かかるイントロはバィバィDuバィ〜See you again〜。やめようよ、Sexyトンチキの過剰摂取だよ。曲のおかしさもそうなんだけど、Duバィ歌いながら、なぜ君たちは生着替えをしている…?見覚えのあるすりガラスの衝立がで出て来た瞬間に悪い予感はしたけど、頭にはDuバィの衣装のターバン被って、ドームで文字通りパンイチになるSexy Zone…トンチキにカオスが重なっておかしすぎてゲラゲラ笑った。

 

そしてパンイチゾーンから次々着られゆく衣装にまた発狂したな…だってSexySummerに雪が降るのサンタ衣装だったから…そりゃあ願いましたよ。Sexy Zoneがなかなかやらない冬コンだしセクサマやってサンタさんしよ?とか思った。歌わないわけないと思った。でもこのトンチキとカオスのミルフィーユの中で追う様に重なってくると思わなかった。初日歌い始めミスって「まだでした♩」って言ってるティは可愛かったし、チビじゅを胸に抱え花道走る勝利は本当に26歳なのか目を疑ったよ…あのパートだけでももうチケ代以上のものだった。後セリフをMVと全く同じにして、過去の自分たちと並べているのも良かった。

 

アリーナツアーの方で、このパートはいわゆる昭和アレンジのコーナーだったけど、ここに自分たちの初期曲を当てるのが上手いなと思った。夏は昭和アイドルへのリスペクトを込めた部分だったけど、ドームは初期の自分たちへの楽曲へのリスペクトだよね。ドームツアー関連のインタビューで風磨くんが初期曲のことを「自分たちの財産」だって言ってたけど、派手な衣装もそうだし、やっぱりとてもコンサート映えするよね。あんなキラキラなコンセプトは美しい少年たちでしか作れないものだから、そこに対して、今の自分たちとたとえ方向性が違ったとしても、消化して昇華できる配置で演出だったなと思う。

 

③ザアリ銀衣装(インナー追加)

セクサマのアウトロでバクステ後方に走り出したセクシーたち。いやあここでも嫌な予感したよね。そうです、ザアリでも行われていたチキチキセクシーお着替えタイムですよ。しかも手に持ってるのはそう、あの銀衣装。ラメラメすぎて、脱ぐと体にラメがついて「キャバ嬢抱いたみたいby菊池風磨)」になるあの銀衣装ですよ。夏は裸にジャケットだったからすぐ着替えられたからいいものの、なんと冬仕様でベロアのインナーが追加wwwwwwあれ裸ジャケットだし、流石にドームでは使わんよなと思ったのを反省しましたよ。ただ、インナーがあるので時間を取られるからか、着せあいっこしてたのが微笑ましかったね。

オーラスでは見学に来ていたりとかん達に手伝ってもらっていたけれど、まさかの松島先生が、イヤモニを仕込み忘れるミスwwww 完全に出とちっていて、ソリタリじゃないんだからと思いましたわ…

 

情緒がはちゃめちゃな中始まるのはTHE FINEST。おそらくここからMCまでの銀衣装のパートは、アリーナツアーのオマージュというか、アリーナツアーの要素をギュッとした部分だったと思う。バクステでスタンドマイクを使うTHE FINEST。始まる前はあんなに情緒もへったくれもないのに、やっぱりこの曲は引き込まれるんだよなあ…こう言った場の掌握力というか、一瞬で違う空間への誘えるのはSexy Zoneの武器だと思う。

 

そして夏、松島担の死因だった。Summer Ride。いやSexy Zone歌が上手いんだわ…もう何百回も言ってきたけど、新鮮に歌が上手いな…と思う。ほぼほぼ振りがないこの曲は己の曲の解釈と、歌声だけで勝負しなければいけない曲で、しかもドームという空間で、少し落とした照明の中で、フリーで歌うだけで様になるというのは本当に凄いことなんだけど、それをさらっとやってのけるのがSexyZoneの凄いところ。

私がアリツア後半で見るたびに死んでいた、スーパーけんしょりタイムの「思い出は 闇の中で 光る星さ 心に刻み込めば 夜明けはすぐそこだよ」の「刻み込めば」で松島くんが腹筋をなぞる仕草。さすがにインナーを着ていたので汗ばむ腹筋をなぞるなんてことはしてなかったけど、ドーム初日の12/16だけ、人差し指で、胸元から下を軽くなぞっていたのは大変エッチ色気があってよかったです!!!

 

色気と歌声で魅せた後は、今のSexy Zoneらしい音楽性を持つDesideria。夏に炎に包まれるDesideriaの熱さを体感しているからこそ、「炎くれ!!!」ってなったけど、2日目に天井から見るとセンステが音に合わせて光っていて、それがあの銀衣装とマッチてシックでシンプルですごく良かったな。バックのJr付けているのに、このダンサブルなパートでも4人だけでドームで踊っていて、全然広く感じなかったのが凄かったな…松島くんのジャケット使いも健在でした。

 

それぞれが四方に移動し鳴り響く健人くんのピアノ。いや〜!アリーナツアーだとピアノがなかったので、1年半ぶりに健人くんのピアノ聴けたの、しかもドームで聴けたの嬉しかったな…そこから始まる夏のハイドレンジアイノセントデイズで、よりSexyZoneの歌へと見ている観客を引き込む。

 

個人的にはここでイノセントデイズが入るのが意外ではあったけれど、音的にも夏ハイと相性がいいし、歌詞的には”ザ・ハイライト”というタイトルにかなり相応しい曲だなと思った部分。ちょうどリリース時就活生だったので、全然受かんなくて悔しかった気持ちとか、当時のSexy Zoneだと結構快挙だったフラゲで10万枚超えて、オタクとみんなで喜んだな…とかとか、CDの会場特典のハートの缶バッチが欲しいがために物販並んだなとか…いろいろ思い出す場面が多かった曲でもあった。

 

ハイドレンジアは、ラスサビ前に四方に散らばった4人の足元から、それぞれのメンバーカラーの光がセンステに向かって行って、オレンジと混ざってフワッと花開いたようにメンステへと続くあの照明の使い方が好きだったな。

 

しっとりとしたバラード曲の後は、Honey Honey〜!!!!!!!自担の未参加曲だとかなり上位に入る好きな曲なので、セトリ入ってほんっと嬉しかったけど、CLAP曲だったので、またしばらく、Honey Honeyに於いては風磨くんと絶交になりそう。本当に頼むから、いつかすっごいかわいい衣装でスタンドマイクでやってくれ…私はいまだにSZ10TH大阪のHoney Honeyの亡霊だよ…いつまで経ってもマリパートの「たぶんね 僕の使命だと思うんだ」がうまくリズム取れない松島くん、本当に愛おしい。

 

明るく爽やかなHoney Honeyの後は、ザ・アリーナで、アンコールのラスト曲だったIris。ここは、アリーナツアーのオマージュのひとつ区切りとして持ってきたのかなと思う。ザアリでこの曲のイントロがかかると「終わっちゃう…」ってなっていたので、初日に脊髄反射で「え?終わり?」となりかけてた自分がめちゃくちゃ面白かった。全然前半戦でした。Honey HoneyとIrisは基本フリーでセクシーたちが動きまわるけど、急にJr を小脇に抱えて闊歩してる風磨くんがオモロ怖くて爆笑したり、たまにClapわかんなくなってうまく叩けてない松島くんとかメンバー見ているのがとても楽しかったパートだった。

 

MC

初日のMC、あんなにソワソワして夢見心地な感じのセクシーは、初めて見たなって感じだった。とにかく自分たちが、このドームという空間で、ライブができている喜びを全身で滲ませていて。「嬉しい」って感情が溢れ出すと人間ってこうなるんだ…って思ったし、何より、それだけ本人たちがこのステージを楽しみにしていたんだと感じられた瞬間でもあった。

 

ただ、やっぱりSexyZoneはSexyZoneでw 2日目のMCからはもういつも通りのSexyZoneで、本当この人たち喋るとコロコロコミックだなって思った。アリツア同様時間が足りなくなって、「勝利が曲振らなきゃMC終わらないからw」って力技で引き延ばしたしねw 25日MCでは、クリスマスの話を全員本当に楽しそうに話していたけれど、それだけ楽しい時間をメンバーとそしてスタッフで過ごせていることが、なんか嬉しかったな…

 

④バラードコーナー

今回のセトリで何が嬉しかったかって冬が来たよが聴けた事だよ…春しか現場がなかったので、冬の曲ってどうしてもセトリに突っ込めないし、いつ聴けるかなって思っていた曲。だけど、カラテンのカップリングなので、知らない人も多かったのか、後ろで「これ新曲じゃない?」って声が聞こえて思わず笑いそうになっちゃった。2日目から勝利の紹介が入ったのもそういうことかな?この曲はインストも最高なので、ぜひカラクリだらけのテンダネスの通常盤で聴いて欲しい。落ちサビのマリパートの「降り積もる雪の花が 足跡を隠してても」を松島くんがやっていたけれど、アリツアでの喉の不調が嘘みたいに伸びやかで、全然だしずらそうじゃなくて、あまりにも良くってちょっと泣いてしまった。

 

冬が来たよからの名脇役は悔しいけど、めちゃくちゃ良くて唸っちゃったな…メロディの地続き感と、より深みが増して切なく歌う4人の姿がすっごい良かった。正直、SexyZoneのバラードって、メジャーじゃないかもだけど、たくさんいいのがあるから、名脇役にこだわず、色々聴きたいなって常々思っているんだけど、あまりにも流れが綺麗すぎて、なんか何も言えなかった。

 

⑤Jrコーナー

 

COOL DON'T LIE 頭から離れない、助けて欲しい

 

⑥新衣装、ダンス曲メイン

正直私が一番体が熱くなったのはこのコーナー。なんたってバチバチに踊る松島くんが大好きなので、ご褒美みたいな時間だった。

 

というかCOOL DON'T LIEからのSleeplessの繋ぎが絶妙すぎた。私はアリツアだと、横浜も静岡も全部トラトラに当たっていたので、生でSleeplessをみるのは初めてだったけど、レーザーの中で佇んでいるだけなのに、本当に色っぽくてSexyなのが今のSexyZoneの実力というか、魅せ方の上手さの真骨頂を見せている部分だと思う。さすがにドームだと振り付けてくるかなと思ったけど、このドームという広い空間でもこれが成立するのが凄い。正直天井から見ていても全然物足りなく感じなかったからな…一人ひとりのソロパートもめちゃくちゃいいんだけどサビのユニゾンが好きすぎて、何度でも見てられる。

 

そしてドームでのRIGHT NEXT TO YOU。アリツアは間奏までフリーだったので、ドームでバッキバキにライネク踊る自担、マッジでこの世で一番カッコ良かった。振り付けが体に馴染んでより自分のエッセンスもうまく乗せたダンスで、ソロアングルが本当に欲しい。欲を言うなら、ラスサビもガンガンレーザー焚いて欲しかった…

 

興奮冷めない中、Freak your bodyのイントロかかった瞬間がブチ上がりすぎて正直初日の記憶がないし、一緒に踊りすぎで、大阪初日の後ろのお姉さんたちに若干引かれたw夏は水を使っていたけど、ドームでは、メンステからセンステまでの縦花に仕込んでいた液晶をうまく使っていて、あれは上から見れば見るほど楽しい演出だったと思う。

 

最後にTrust Me,Trust you.センステが少し競り上がり、白く輝くステージで踊るトラトラはすごくドームとマッチしてて良かった。振り付けが間奏以外はそこまで派手じゃないのに、すごくドームという空間にマッチしていたように思う。Desideriaの時もおもったけど、こういったダンス曲で、バックも付けずに4人だけでもドームが広く感じないのは、Sexy Zoneの魅せる力だと思うから、息をのんで見つめてしまった。

 

この新衣装のパートはどちらかと言うとSexy Zone本人がこれから突き詰めたい音楽性やパフォーマンスの方向性を指し示していたコーナーだったように思うんだけど、他のセトリが、ファンが望むものがベースだっただけに、キラキラな初期曲とのバランスが難しい中で、全然このパートだけ浮いているように感じなかったし、見応えがあったなあ。ただこのパートの新衣装だけ一言言わせて欲しい…松島くんの衣装はなんでフラメンコダンサーみたいなんですか…?

 

映像

冒頭に一瞬忍ちゃんが出るからフッと空気が抜けるんだけど、そのあとのセクシーのインタビューがかなり印象的で。ここまで11年続けてきたことに対する誇りとか、「もっと甘えられたら」って後悔とか、SexyZone以外の道を考えてる自分が嫌だったとか、それぞれの、いろんな感情がないまぜになっていたけど、やっぱり印象的だったのは風磨くんの「この人たちとやっていきたいと思うから」だったな…4人それぞれが愛おしそうに過去の衣装に触れて眺めている姿とか、なんかこの11年の歴史の上に自分たちがちゃんと立っているんだって自負がある姿がまた泣けて。円盤になるときにはそれぞれのインタビューがフルで見られるといいな。

 

⑨ハイライトメドレー

白い光に包まれて、再びSexyZone(曲)のイントロが鳴り響く。音が止んでポップアップで飛び出てきたセクシーたちが着ていたのは、アリツアの緑衣装。そこからWith youのイントロが流れてきたときはすっごく痺れたな…PAGESでトロッコで歌ったけれど、ちゃんと踊ってパフォーマンスするのはSTAGEぶり。SexyZone紀元前の曲だし、デビュー曲と同じくらい本人たちも大切にしている曲で、SexyZoneハイライトを語る上では外せないし、それをメドレーのド頭に持ってくるのずるいよね。

 

そして畳み掛けるようにKing&Queen&Jokerでキラキラ感がより弾け飛ぶ流れ天才だった。松島くんの「あんど じゃっく!」が追加されていたのも嬉しかったな。5人のシングルなのに、ソロパート1文字も無いのいまだに嘘だろ?って思ってるから、なんかそこも含めて救われた気がする。

 

センステから横花にそれぞれ移動して歌うのはReal Sexy! 実は、コンサートのセトリに入るのめちゃめちゃ久しぶりなんじゃ…?と思って調べたらウェルセクのシングルメドレー以来の採用だったw勝利がキラッキラの笑顔でサビのフリを少しやっててそれがとっても微笑ましかった。

 

BAD BOYSはなんか、STAGE大阪のダブアンとかPAGESとか色々思い出しちゃったな…SexyZoneの熱い部分が見える曲の一つだなと思っていて、この曲をやるときだけはなんか10代の頃の青臭さが出てくる気がするんだよね…

 

このメドレーでの爆沸きポイントの一つがスキすぎてだったな。16日や25日はどちらかと言うと、長くSexyZoneを追ってきた人たちがおおかったのかな?イントロから踊っている人たくさんいたな〜と感じた。たぶんリペぶりのスキすぎてだったけど、もうなんだろう踊ろうとか考えなくても勝手に体が踊るよね。

 

勝利の日までは自分がオタクになってから初めてのシングル。めっちゃバレー通ったの思い出して懐かしくなっちゃった。振り付け付きは本当に久々にやった気がする。

 

そしておそらくこのメドレーの目玉なのが、カラフルEyes・男 never give up・ChaChaChaチャンピオンのはちゃめちゃマッシュアップ。勝利の日まであたりから様子がおかしくなるんだけど、もうこのはちゃめちゃマッシュアップがとにかく最高だった。初日こそ困惑したけど、このマッシュアップはアリツアのキミにHITOMEBOREくらい中毒性があるwwwお願いだからこの音源が欲しいのでSZ10THアプリで配信してもらえないだろうか?

 

はちゃめちゃマッシュアップで気分が上がりまくった中で投下されるのがジャニオタ必修科目の勇気100%。会場のオタクマジで冗談抜きで全員踊れてて一体感が異常だった。そして何よりこの曲をフルでやってくれたことが嬉しくて。勇気100%って本当にマジでいい曲なんだよね。曲が明るいんだけど、歌詞の内容は真理と言うか。

 

www.uta-net.com

uta-netのディスクリプションがマジでそれなすぎてw

このメドレーの時、センステにウテナ衣装をきた当時の5人のような背丈のフレジュが踊っているんだけど、この演出がマジで肝になっていて、勇気100%の終わりにセンステに集まってきた4人とこの5人のあの頃のSexyZoneがハイタッチするんだよね。そして交差したタイミングで流れるForever Gold。あまりにも秀逸すぎる流れで震えた。そしてセンステで円陣くんで歌い始める4人。また勇100の歌詞とフォエゴの歌詞が重なるのよ…。しかも2番に合わせるように幼き日の5人の姿が流れて、まさしく「フィルム越しの 僕らなんか幸せそうだ」なんだよね。また泣かせるのが、2番サビを4人で肩くんで歌うの。

ちょうどこの時のメインモニターがSTAGEコンのオーラスで、STAGE(曲)を歌いながら肩くんで泣いている5人で。そのメインモニターの光景とメンステでギュッとなりながら歌う4人が重なってさ…ただでさえ、アリツアでグッと来ていたForever Goldにこの演出されたら、一生激重い感情をこの曲に持つことになっちゃうじゃん!!!しかもこれがハイライトメドレーの最後って、「最低でも最高だった蒼き日々たち」だし、「ダサいなりに本気だった甘い日々たち」だし、まさしく「振り返るハイライト」なんだよね。こんなに意味が重なることある?ずるいなあ。この勇100→フォエゴの流れだけで、本当に彼らが歩んできた11年間を大切にしていることが分かる。そして本当にいい顔してるんだよな。アルバムを聴いた時以上に、大切すぎる曲になってしまった。「探していた答えはドームにあったぁ〜!」って叫ぶ風磨くんがすごい良かったな。

 

挨拶(健人→勝利→聡→風磨)

 

4公演全部の挨拶がほんっとに良かったけど、印象に残ったのは初日の健人くんと、東京2日目の勝利と松島くん、そして25日オーラスの風磨くん。

 

初日はとにかく、健人くんの涙に一番グッときてしまった。健人くんって基本グループの現場で涙を見せることはほとんどなくて、あるとするなら自分が見た中では24時間TVの時なんだけど、あの健人くんが、挨拶で気持ちが込み上げて涙を浮かべてるのを見て、ボロッボロに泣いた。後々分かったことではあるけど、Forever  Gold の2番で過去の映像が流れるのは、風磨くん以外の3人は知らなかったみたいで。いやそりゃあクるものあるよね。そういうとこだよね本当。

 

2日目はしょりそうの二人に気持ちをめちゃくちゃに揺さぶられたな。勝利が話した国立への夢。なんか勝利が言うから叶いそうな気がするんだよね。どんな時もSexyZoneに誇りを持ってSexyZoneを守り続けた人からそうやって言われたら叶うでしょ、いや叶えるんでしょ!?って思えるから。あそこで、次の夢を語ってくれた勝利には感謝しかない。

 

松島くんはほぼほぼ挨拶ずっと泣いてたな…本当に緊張していたんだと思うし、思わず足がすくんでしまう瞬間もあったのかもしれない。だからかな?2日目の時に「僕からSexyZoneとったら何も残らない」って大泣きして。そんなことないよって言ってあげたいんだけど、松島くんが文字通り命を懸けてSexyZoneに戻ってきた事実があるから。それだけ、彼の中でSexy Zoneというものが大きくてかけがえがなくて、SexyZoneでいることが今の彼の大きな夢なのかもしれないと思うと、何も言えなくなった。でもさあんなに東京2日間泣いて、大阪1日目もちょっと泣きそうだったのに、最後の最後オーラスだけは泣かずに晴れやかな顔で、挨拶するもんだから逆にこっちが誇らしくて泣きそうになったよ。

 

風磨くんは基本的に同じ挨拶をしてたんだけど、初日にまさかアリツアから挨拶の時に映し出していた星空が2011年11月16日の星空だったって言われて、しかもそれメンバーに伝えてなかったって、お前本当にそういうところだぞって思った。ただ、オーラスだけは最初に決めてた挨拶じゃなかったんだよね。何なら自分で選んだはずのあの映像たちに自分で食らってて。ちょっとグッときちゃってて、あのなんとも言えない顔は、これからもことあるごとに思い出すと思う。懐かしさと、感無量と、寂しさとなんかいろんな思いが混ざった顔。

 

⑩本編ラスト

そこから最後を飾るのは、アリーナツアーの本編と同じくDream。アリーナの感想ブログを書いた時に、この曲を最後にすることは初めから決めてたんじゃないかな?って書いてて、実際そうだったって後々に明かされたけど、このハイライトという命題の上でもやっぱり最後はこれしかないなって思ってた。大阪ではアリツアと同じように、オレンジへと促すんだけど、東京2日目だけ、この日だけは、誘導なしで、ドームがオレンジに染まって。この景色だけは多分一生忘れられない私のハイライトになったよ。

 

11.アンコール

フロートが豪華で嬉しかった〜!!!

 

High High Peopleから始まるアンコールきらめきに満ちていて最高だった。久々に風磨くんのハイピーの煽りが聞けたのも良かったなあ、そしてまさかの日替わり曲がアンコールに来るというwwww 一番嬉しかったのはやっぱりオーラスのSilver Moon。Silver Moonって限界社会人の鎮魂歌だと思うんですけど、やっぱりこの曲で送り出してもらうのが、一番現実に戻っていける感じがしていいなと思うし。歌詞の力がやっぱり最後の方に置くことで光るというか。だからオーラスでここにシルムンがきたことが本当に嬉しかった。

オーラスはシルムンの流れがあったので次のぎゅっとが凄い沁みたな…コンサートの終わりに、「自分にだけは嘘をつかないで」「ここまでやってきたんでしょ 大丈夫」って背中を押してくれるんですよ。これが本当にSexyZoneらしいというか。次のCongratulationsもそうだし、このアンコール全部エールなんですよね。自分たちの輝いていた日々の肯定した後、夢のような時間の終わりに、現実に戻れるように、キラキラした顔で送り出してくれるのが、また前を向いて日々を生きていこうと思えるのよね。

 

そしてCongratulations。ウェルセクの時に、風磨くんが本編ラストに推薦したこともあるこの曲。その時は5人に戻れて「おめでとう」の意味合いで推していたけれど、多分今回は、ドームに辿り着いた自分たちも、そして私たちも、SexyZoneに携わってくれたみんなに向けての「おめでとう」だったんだと思う。

 

最後にオーラスのダブアンのChange the world。なんてったって、アリツアのオーラスでフィル青歌いながら大号泣していた松島くんが、ドームツアーでは目は潤んでたけどすごく晴れやかな顔で、Change the worldを歌うの。これが逆に泣けるんだよな(何度目の涙?)やっとたどり着いたドームで、最後の最後で、「あの日々に夢見てた 現在(いま)を」って歌うの反則だよ。まさしく彼らが立ってる場所(ドーム)が「あの日々に夢見てた 現在」なんだよな〜こんな回収のしかたある〜?(大の字)そして、勝利が語った国立とか、健人くんが考えている世界から日本やジャニーズが注目される状況とか、そういうのもいまここからだと叶った時に「あの日々に夢見てた 現在」になるし、それもまさしくハイライトじゃんって!歌詞をじっくり噛み砕いた時に、周年で作った曲なのに、ツアータイトルと歌詞がバッチバチにハマるのが鮮やかで気持ちよかった。

 

黄金の日々

とここまで、ザーッとまとめたけど、なるべくマリのことを踏まえずにその時に感じた自分の気持ちを残したつもりである。もちろんマリのことを考えると、より演出として噛み砕ける部分も重ねるところもあるけれど、その時自分が感じた感情はそうじゃないから、どうしても一度切り離して整理したくて。おかげていつも以上に私情を大挟みの備忘録になってしまった。

 

それはそうとして、このザ・ハイライトを通して感じたのは、本人たちがここまで過ごした日々を後悔していないということ、そしてその日々をとても愛おしく思っていること、何よりもSexyZoneという箱に対してのプライドが垣間見えたことだなと思う。確かにいろいろあったし、結果的に、このコンサートのあともいろいろあったけど、あのオーラスのステージでの4人の顔に悲壮感なんて全くなくて、希望と自信が確かにそこにあって。だから最終的に楽しむことができたのかなって思う。

 

正直にいうと、もっと見たいものたくさんあるし、今回はどちらかといえばファンファーストの要素が強かったからもっとSexyZoneが見せたいものを見てみたい。そもそもこれでドームコンを終わりになんてさせたくないから、本人たちもさせるつもりもないから、行き着く思いとしては「ここから始まる SexyZone」なんだよね。

 

ドーム当日に抱いていた気持ちと少し変化はしてしまったけれど、この時感じた「これからもついて行こう」っては揺らがなかったんだよなあ…12年目になってもまだまだ伸び代も、成長も見えるアイドル。だから、私も変わらず彼らが夢見る場所についていくのだと思う。

 

後もう少しだけって言ってやんないので、これからも一緒に夢を見てような。

 

ドームに連れてきてくれて、本当にありがとう。